2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

明日からの授業準備に追われる

今日で試験は終わり。生徒は解放感に浸れるだろうが、我々はこれからが大変である。採点と日々の授業準備とが同時並行で進行する。特に、明日から後期が始まる。後期では時間割の変更と、古典の時数増がある。古典は前期は2週で4コマだったが、後期では5コマ…

前期期末考査4日目

今日が最終日。今日はオーラルコミュニケーション・数学A、そしてLHR、英数の教材販売があった。OCはリスニングがあった。現代文もリスニングを入れたらどうかなぁ。特に、国語総合なのだから、「聞く」力も是非とも必要である。そのためには、普段の…

研究方向とは「自分が知りたいこと」なのだがなぁ……

午後は校内の研修会に参加する。教職員全体で定期的に研修会を開催し、研修するのはよいことである。それによって、確実に理解は深まる。できれば他の分野についての研修も定期的にすると良いのだがなぁ。 その後に、大学に行って様々な手続きをする。そのつ…

前期期末考査3日目

今日の試験科目は古典と倫理の2科目。何という楽勝パターン。しかも、古典は3つの文章から出題したのだが、今までの試験のように週末課題のテキストや夏季特編中のテキストなどからの出題はしなかった。よって、問題としてはおそらく易しいものになってしま…

自分の授業内容を全てWebで公開したらどうなるだろうか?

『ウェブで学ぶ』を非常に興味深く読み進めている。この本はもう1回読んで、内容をしっかりと吸収すべきである。 内容は主にアメリカのオープンエデュケーションについてのものなのだが、そこには授業のコンテンツをWeb上に公開している事例がたくさん紹介さ…

前期期末考査2日目

今日は数学I・政経・家庭の試験が行われた。どれもなかなかに難物である。生徒は頑張ってくれたかな? 私の方は、採点やら明日の古典の試験の準備やらで、今日も忙殺される。そんなこともあり、また家計状況が逼迫していることもあり、今回は食事に行くこと…

『ウェブで学ぶ』

ウェブで学ぶ ――オープンエデュケーションと知の革命 (ちくま新書)作者: 梅田望夫,飯吉透出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/09/08メディア: 新書購入: 312人 クリック: 4,477回この商品を含むブログ (144件) を見る 梅田望夫氏の本の最新作である。オー…

前期期末考査1日目

今日から前期期末考査が始まった。来週水曜日までの4日間である。今日の考査科目はリーダー・現代文・生物である。リーダーや生物という張出横綱級の科目に挟まれた現代文は、はてさてどの程度取り組んでくれるのだろうか。今回は比較的易し目に作成してしま…

府中集会の学び会に参加する

私の通う集会と同じ信仰で集まっているものとして、東京都府中市にある集会がある。その集会では毎年この時期に特別学び会を行っている。私は今回、その学び会に学び手の一人として招かれた。そこで、水曜日には授業を午前中にまとめてもらい、LHRで科目…

府中の学び会に行ってきます

私は明日、東京都府中市にある集会が開く聖書学び会に出席する。学び手の一人として招かれているのだ。何とかこの準備を終えることができた。これもまた、何とぞ守られますように。

「筒井筒」を『大和物語』と比較する

10組での授業。「筒井筒」の「風吹けば……」の箇所の後半部分を終える。このクラスは進度的に多少余裕があったので、ゆっくりと進んでいく。 そして、最後の10分余りで教科書所収の『大和物語』との比較を行う。残念ながら生徒自身に考えさせる時間の余裕がな…

7ページ分を一気に駆け抜けたのだけれど

3組での授業。6組と同じく、「時間の自由」の全体の流れを前時に押さえてあるので、それを踏まえて本文の内容全部を一気に確認していく。プリントを用い、9つの質問を聞きながら全体をまとめていく。何とか時間内に終わることができた。やれやれ。 このクラ…

幸いな結婚式だった

昨日の9月20日は、私が通う集会のクリスチャンの結婚式があった。私と同じ集会に通う兄弟と、他集会の姉妹との結婚である。シンプルであることを求めたお二人であったが、逆に笑顔と人柄が良く現れた、実に素敵な結婚式であった。 私たちクリスチャンの結婚…

体育の後の古典とはいえ……

2組での授業。「筒井筒」の最初の部分を終えている段階で、読みの練習をした後、口語訳を進めていく。幼なじみの二人が互いの思いを和歌によって確認し、そしてかねてからの望み通りに結婚する場面である。和歌の解釈が要のこの場面である。 でも、展開が単…

研究協議

2つの授業が終わった後、研究協議を行う。私の授業の背景にある考え方、「生徒に自力で初めて読む文章を分析できる力を与えるために、使える技法を教える」ということと、「古文を、背景や心情をテクストから踏まえつつ、口語訳していく」ということを話しす…

生徒の鈍い反応も想定内の範囲……?

9組での授業。「時間の自由」の2時間目である。これまた公開授業である。 他のクラスでもやったように、二つの時間、二つの時間の自由に関連するキーワードを赤と青とで塗り分けさせ、それを分類していく作業である。黒板を左右二つに分け、横書きで生徒に書…

初任者研修のための公開授業だった

8組での授業。「筒井筒」の3時間目である。今日は初任者研修の一環として、私の授業を見学させて欲しいという依頼を受け、この古典と現代文の授業を1つずつ公開した。さらに、その後で研究協議を行った。7人の初任者の方々+教育センターの指導主事が来訪され…

新企画「ようこそ先輩」

今日のLHRは学年集会とし、「ようこそ先輩」と題して、一昨年の卒業生3人を招いての講演会とした。1年生は文理選択・科目選択を行う正念場の時期である。そこで、生徒の参考に供しようとする、これは新企画である。 3人の先輩たちは、自らが大学を選んだ…

パニックの中での授業

上記の準備があるせいか、個人的にいくつかの仕事を抱えて余裕がないせいか、授業に行くべきクラスを間違えてしまい、パニックに陥った。6組の授業でした。やれやれ。 6組は試験前最後の授業である。「時間の自由」を終わらせる。しかし、前回は一昨日に写真…

進度調整のマジック

8組での授業。「筒井筒」に本格的に入る。まずは前回で不完全だった助動詞の確認をする。そして、「田舎わたらひしける人」がどのような人なのかを確認する。前回の授業ではここを十分にできなかった。しかし、「田舎周りの行商をする人」と訳してしまっては…

またまた横書きで内容をまとめてみる

3組での授業。「時間の自由」をまだ読み終えてもいない状況で、後2時間しか残っていない。そこで音読は断念し、昨日の6組と同じようにキーワードの色分けをさせ、その対照関係を図示させた。その際、プリントと同じように縦書きで板書させようかとも思ったの…

「男は『この男と結婚しよう』と思い……」?

10組での授業。「筒井筒」の1時間目である。読みの練習等を行い、早速口語訳をしていく。何しろ前期期末考査まであと2時間しかない。試験範囲は縮まったものの、どんどん進んでいかなければ。 その焦りが出たのだろうか、「女はこの男をと思いつつ」の箇所を…

「消えなましものを」とちゃんと出てきたぞ

10組での授業。芥川の続きの部分から「背負う」ことの意味を考えさせる作業から始める。順調に「千と千尋の神隠し」まで行き、「足ずり」の意味も確認した後、男の感情が表れている本文の箇所はどこだと生徒に聞いたところ、ちゃんと和歌の「消えなましもの…

黒板で横書きに挑戦してみた

上の写真で見えるだろうか? 内山節の「時間の自由」を学ばせるにあたり、黒板に横書きにさせてみた。 この文章は二つの時間、二つの時間の自由が様々に言い換えられながら展開する。いわば二項対立の典型のような文章である。しかし、その区別は必ずしも明…

三津の川を背負われて渡る相手は……

8組と2組での授業。2組の方が若干多く残っていたのだが、8組と同じ内容で終えることができた。今日で伊勢物語「芥川」終了。 「芥川」は後半の「はや夜も明けなむ」の箇所から。「なむ」の識別という、文法識別の三大難関の一つが出てくる。しかもこれは「な…

卒業生のKさん来訪

この夏の一連の卒業生来訪の掉尾を飾って(かな?)、昨日、Kさんが来てくれた。彼女は前々から私に連絡をくれて、昨日に来てくれることになっていたのだ。 久しぶりに会った彼女はほとんど変わることなく、でもちょっと髪が色づいたかな。相変わらずの様子…

さすが、生徒はちゃんと根拠を答えられる

10組での授業。伊勢物語の「芥川」にようやく本格的に入った。冒頭部分を口語訳させ、そこで「女のえ得まじかりけるを」の箇所で、「手に入れることができそうにない女」とはどのような女か、という一連の質問をしてみる。そして、前回の授業で失敗した箇所…

ノッている教室とノリの悪い教室

3組での授業。「ものとことば」の、昨日後2ページを残すところで終わってしまった、その続きからスタートする。極めて据わりの悪いスタートだ。終盤のまとめにかけて一気に行こうとする、その直前でチャイムが鳴ってしまったのが昨日だった。その続きからだ…

「KWL」を試してみようか

「KWL」というものがある。今月の『月刊国語教育研究』に掲載された、足立幸子先生の論文に紹介されている「グラフィック・オーガナイザー」の一つである。 グラフィック・オーガナイザーとは、「視覚的に表して、組織化するもの」という意味で、文章の構…

「芥川」の授業

8組と2組での授業。どちらも「芥川」にようやく本格的に入る。 先日の授業ですでに読み方は確認しているので、今日は音読練習から始める。いつもの通り、私の範読の後、個人で音読練習をし、次にペアで音読練習をする。その後、クラス全体での音読。今回は私…