2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

敬語の確認も終わった

7組での授業。古典3クラスの最後の授業である。「二月つごもりごろに」についての補足説明をし、その後で「中納言参りたまひて」の音読を行う。 そして、プリントを使って敬語17箇所について、「敬語の種類」「本動詞・補助動詞の区別(本動詞なら元の動詞も…

評論を終えることができた

8組と3組での授業。試験前日、この2クラスは直前に説明を終えたことになる。現代文のテストは明日あるのだ。 本文の第3段と4段の説明である。同じことを4回話すことになるので、だんだん口調がなめらかになってくる。それに応じて、だんだんと時間が延びてく…

美術・工芸、書道専門部の総会に行ってきた

昨日の午後は高文連の美術・工芸、書道専門部の総会が長岡であった。私は今年は書道部と美術部の顧問になったので、この総会に参加してきた。 今年度、美術の専任が転勤し、代わりに書道の専任が異動したので、美術部には専任で指導して下さる教員がいなくな…

ダブルヘッダーで試験範囲終了

10組での授業。授業を1コマもらい、今日は2コマ授業があった。これで「二月つごもりごろに」を解釈し終え、「中納言参りたまひて」の敬語の部分を確認させる。すべて予定していたことは無事終わった。 試験後は再び漢文に戻り、「四面楚歌」「項王の最期…

評論を次々に終わる

5組での授業。鷲田清一の評論の4時間目である。このクラスは時間的に余裕があるので、本文の論理展開に沿って一つ一つ確認しながら最後の段落をまとめていった。終わりは少々時間が余ったので、質問タイムとする。 明日は3組と8組の授業がある。これで評…

枕草子の授業も進む

7組と2組での授業。7組は「二月つごもりごろに」の最後の部分を口語訳し、清少納言が返歌をした際の心情とそれに対する評価、その理由などについて確認していく。 最近の古典の授業では、文法的な質問にしろ、内容理解の質問にしろ、隣同士で意見を交換する…

評論も終盤になってきた

5組での授業。このクラスは、他が3時間というぎりぎりの中で鷲田清一の評論を読んでいるのだが、唯一4時間のコマがあり、比較的余裕を持って授業を進められる。今日はその3時間目である。他の3クラスよりは少し遅れているので、第2段の中程あたりから説明を…

「中納言参りたまひて」の敬語確認

2組での授業。「二月つごもりごろに」から読み取れる清少納言の性格と『枕草子』の内容について最後にまとめをし、今日から「中納言参りたまひて」を読む。テスト範囲としては、この文章の敬語についてのみ出題することにしている。しかし、せっかく文系なの…

小説の授業の時間数が多い

9組での授業。昨日、評論に入り、今日は同僚から授業をもらって、授業をした。そうでもしないととうてい間に合わない。それほど時間数の厳しい中で授業をしている。「山月記」で時間を使ったからねぇ。でも、多くて13時間、普通は11時間くらいなのだけれど。…

藤原公任の偉大さ

7組での授業。「二月つごもりごろに」の2時間目くらいかな。本文を読み進め、口語訳を行う。この文章は口語訳がなかなか難しいところがある。また、状況を理解するのにもなかなか難しい。 背景知識が重要な文章である。藤原公任がどれくらい偉大であったかを…

評論を飛ぶように読んでいる

9組と8組での授業。9組は鷲田清一の評論に初めて入る。他のクラスと同様に、音読をし、文章構成を確認して4段落に分け、形式段落1段落目の解説をする。比較的長めの、難解な文章を3時間で終わらねばならないため、どのクラスでも飛ぶように授業をしている。…

清少納言の返歌のすごさ

2組での授業。「二月つごもりごろに」の、清少納言の作った上の句を公任のところに届けさせたあとの、彼女の心配と、それに対する評価の部分を集中的に考える。ここは口語訳も難しい箇所が連続するし、内容理解の面でも難しい。やはり1時間まるまるかかった…

鷲田清一の評論の授業

8組と3組での授業。8組はようやく評論の授業に入った。あと残るは9組のみ。明日、入る予定である。この評論はなかなか難解である。扱っている題材は身近なものなのだが、さすがにそれを哲学すると表現はずいぶんと硬質なものになる。まあ、それを自分なりに…

「二月つごもりごろに」の授業

10組での授業。「二月つごもりごろに」にようやく本格的に入る。このクラスは残り時間が少ないのに遅れている。スピードアップしなければ。

「山月記」のまとめの授業その2+評論の授業

9組と5組での授業。9組では「山月記」のまとめを、5組でやったのと同じようにグループで話し合わせてまとめさせた。 やり方は5組と同じ。 李徴について批判の立場、弁護の立場から根拠を踏まえつつアイディアを出す 3〜5人のグループになり、その中で…

枕草子「二月つごもりごろに」の授業

7組と2組での授業。7組は「二月つごもりごろに」の導入を行い、冒頭部分の主語を確認しながら進んだ。2組ではそこは終わっているので、さらにその先へ進む。だが、いろいろと説明すべきことが多く、ようやく清少納言が上の句を読むところくらいまで進ん…

鷲田清一の評論の授業

5組での授業。鷲田清一の評論に入る。先週の3組と同じく、音読、文章構造の確認の後、プリントによって形式段落の第1段落の内容をまとめる。この文章は第1段落、4部構成の第1段が一番言葉遣いも難解で、理解しづらい。文章の最初が理解しづらいのだか…

「二月つごもりごろに」の授業

2組での授業。今週初めて。そこで、単語テストをしてから、授業に入る。 前半部分を部分に分け、それらの主語を確認させた。その後で口語訳を行う。何とか公任が「少し春ある心地こそすれ」と下の句を読みかけてきたところまで終わった。 「枕草子」はもう一…

「山月記」の評価をグループで考える

5組での授業。「山月記」の評価を、このクラスではグループを組ませて考えさせた。この「読みの交流」によって、どのようなことが行われるのか、またその効果はあるか、などを分析したいと考えている。 生徒を図書館に来させ、3〜5人のグループを自由に作る…

進学講演会でA教諭登場

5限は2学年集会を開き、進学講演会を行った。体育祭が終わり、その気持ちの切り替えを図るためのものだ。例年ならば業者を招いて話しをしてもらうところだが、今年は昨年の3学年部長であるA教諭を招いて講演をしてもらった。いやはや、久しぶりのA教諭節で…

「山月記」を評価しよう

8組と3組での授業。「山月記」の最終時間である。2ヶ月半にわたり取り組んできたが、でもかかったコマ数は11コマ。意外に多くないでしょ? この授業は私の研究のために、少々変則的に進めている。まずはアンケートを行う。その後で、「山月記の主題に迫るた…

「枕草子」:古文の主語を見分けよう

10組での授業。今日は北信越大会等への推戴式と体育祭の表彰式があり、その後で最後の連合LHRがある。そのため60分間の変則授業である。さらに授業変更があって、私はこのクラスのみであった。 「枕草子」の「二月つごもりごろに」に本格的に入る。まずは…

土曜日は体育祭だった

先週の土曜日11日は本校の体育祭であった。朝から小雨が降り続いたあいにくの天気だったが、グラウンドはほとんどぬかるみもせず、全く予定通りに体育祭は始まった。 私は副任として迎える体育祭としては非常に久しぶりである。最初に赴任した年は副任だった…

「鴻門之会」が全クラス終わった

10組と7組での授業があった。今日は、土曜日にあった体育祭の後片付け、大清掃があったため、授業は55分授業である。他の高校では一般的な時間量なのかもしれないが、本校独自の65分授業になれきった私には、55分授業はとてつもなく短い。しかも、古典単語小…

『獣の奏者 完結編』

獣の奏者 (4)完結編作者: 上橋菜穂子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/08/11メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 55回この商品を含むブログ (110件) を見る 今回はじっくりと読んだ。そして、前回初めて読んだ時には気づかなかったいくつかの点に気づ…

「二月つごもりごろに」の授業

2組での授業。今日から本格的に「枕草子」に入る。扱うのは「二月つごもりごろに」である。日記的章段の、清少納言の「我誉め」が表れる内容のものだ。だが、その裏には中宮定子への敬愛があり、追憶の念がある。また久しぶりに『源氏物語の時代』を読み直し…

教育実習生の授業を見る

3週間前から教育実習生が来ている。国語科には珍しく3人も実習生が来た。今週の火曜日には彼らの研究授業が行われた。しかし、その日は私が多忙で、研究授業を1つしか見ることができなかった。そこで今日、わがままを言って一人の実習生の授業を後半のみだが…

「山月記」の主題を考える授業2

9組での授業。このクラスでも読みの交流を行わせて、「山月記」の主題について考えさせている。 方法は一昨日の5組の場合と同じである。このクラスは36名と人数が少なく、4人グループで活動をさせても何となく余裕を感じさせる。ただ、私が思ったほどには活…

「山月記」の主題を問う授業

昨日の5組での授業である。研究授業と位置づけ、今回の「山月記」の授業のメインとなる時間である。 まず、前時に「山月記」の主題についてまとめさせる作業を行わせている。それを回収した。 次に、小説の授業における生徒の態度についてアンケートを行った…

「鴻門之会」を終え、「枕草子」へ

2組での授業。文系のこのクラスは進度が一番速い。今日で「鴻門之会」の、会見場へ樊噲が突入してくる場面を読み終えた。沛公が窮地を脱して外へ出るところまで読み、彼が自分の軍門へ帰還するところはさらりと触れるのみとする。これでしばらく項羽本紀は休…