2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『動的平衡』

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか作者: 福岡伸一出版社/メーカー: 木楽舎発売日: 2009/02/17メディア: 単行本購入: 28人 クリック: 282回この商品を含むブログ (162件) を見る 福岡伸一の著作の何番目かな。今日、ETC装置を取り付けるために訪れた自動車デ…

子どもの行事が目白押し

今日は私の子どもの行事が目白押しだった。小学校は運動会である。そして幼稚園は「森の探検隊」といって、幼稚園の近くの松林の中を通り、さらに海岸に出てぐるりと一周して、近くの公園でお昼を食べるという遠足? ハイキング? 散策? とも言える行事があ…

村上春樹『1Q84』を読んでいた生徒がいた

しまったぁ! 私の方が先に購入していたが、今読んでいる本がまだ読み終わらないため、『1Q84』は後回しにしているのだ。そうしたら今日、もうこの作品を読んでいる生徒を見つけた。先んじられてしまったか。無念!

「舞姫」の授業

4コマ目は現代文。1組での授業である。さすがに1日4コマの授業を行うのは、体力的に限界を超える。終わった後はフラフラである。この授業でも、あまりこちらの負担にならないようにと、プリント問題を生徒に考えさせ、数人に指名して解答を黒板に書かせ…

漢文の授業

今日は本来2コマの日なのだが、4コマ授業を行った。部活動の大会開催が集中しており、同僚が出張するためである。この4コマのうち、1つは8組での授業。2つは7組での授業であった。 どちらも今日は漢文である。「人面桃花」という恋物語である。本当に…

村上春樹の新作発表!

村上春樹が5年ぶりに新作を発表した。正式には明日発売だそうだが、昨日に出入りの本屋さんに注文したところ、今日持ってきてくれた。実は私は、この本の発売を昨日に初めて知った。朝日新聞をたまたま読んでいた時に、発売前に増刷が決まったという記事を…

「舞姫」の授業

今日は午後から出勤。授業は1組のこの授業1コマだけ。もともとそういう時間割なのだ。 今日の1組は豊太郎が相沢謙吉にエリスとの「情縁を絶たむ」と約束してしまう場面から始まる。その際、豊太郎が「友に対しては否とはえ答えぬが常なり」と説明している…

年に1度の「MRI」

昨年の5月初旬頃、私は激しい頭痛に見舞われて卒倒してしまった。その時に受診したお医者から、年に1回はMRIを撮りましょうと言われていた。今日はその時の予約の日である。午前中年休を取って、久しぶりにMRIを撮ってきた。 1年ぶりに訪れた医院は…

福岡伸一氏が高校を訪問していた

昨日紹介した福岡伸一氏がすでに高校を訪問されていたことが分かった。今読んでいる『動的平衡』の中で、鳥取県立鳥取西高校を訪問した際のことが紹介されている。鳥取西高校は小論文指導として課題図書を指定し、文章を書かせているという。そして、その著…

「無名抄」&「枕草子」の授業

8組での授業。「無名抄」の、俊恵自身の自賛歌の部分が残っていたので、そこを訳させ、解説する。 やはり、この時期に「無名抄」を持ってくるのは無理があったかなぁ。文法的には大変に難しい。ただ、新古今の定家の三夕の歌を扱った後なので、内容面では受…

「夕顔」の授業

遅れている2組での授業。今日は「夕顔」のハイライト、源氏が紙燭を自分自身で預かりの子から受け取ってあたりを照らすと、夕顔の枕元に生霊が見えて、ふっと消える、という場面である。4組ではこの場面が一番恐ろしかった、という感想を多く受けている。…

講談社PR誌『本』の福岡伸一の文章「世界は分けても分からない」

私は出入りの書店さんが置いていってくれる上記の連載を毎回楽しみに読んでいる。でも、読めなかった回があるからね。早く単行本にならないかな。 福岡氏の筆致は、分子生物学会における科学者たちの人間ドラマをまるで今そこで展開されているかのように描写…

「舞姫」の授業

1組での授業。今日からいよいよ「明治二十一年の冬は来にけり。」から始まる場面である。小市民的な幸せをともしていたエリスの家にカタストロフィーが訪れる。その前触れの場面である。 エリスの妊娠から始まり、豊太郎が相沢謙吉に呼ばれて天方泊に会い、…

「管鮑之交」&「夕顔」の授業

2組は「夕顔」の続き。源氏が「名対面は過ぎぬらむ、滝口の宿直申し今こそ。」と宮中を思いやる場面から始まる。このところから、この晩が月が出ていないだろうことが予測されるのだ。平安時代の当時、月も星も出ていない夜はどれだけ真っ暗闇だっただろう…

『街場の教育論』読了

以前に紹介していたこの本を読み終えた。いやぁ、面白かった。目から鱗の連続であった。黄色のマーカーを手放せなかった。ほぼ毎ページにマークすべき箇所が出てきて困るくらいに共感し、教えられた。これはぜひ再読すべきだな。 国語教育に対して、今の国語…

「夕顔」の授業

4組での授業。前回は魔物が夕顔の枕元にずっと潜んでいたことを確認したところで終わっていた。今日はそこから本文を短く区切って生徒に指名して口語訳させ、とうとう全部終わった。いやぁ、楽しみましたね。「夕顔」は素晴らしい巻だ。紫式部の天才性が存…

「無名抄」の授業

7組での授業。前回は時間のなさのために私がすべて訳してしまったので、今回は注意して生徒に訳させる部分を短く区切り、多くの生徒に指名していった。そのせいかほぼスムースに授業は進んでいき、ようやく全文を終えることができた。やれやれ。歌論を扱う…

「舞姫」の授業

9組での授業。今日は豊太郎の「我が学問は荒みぬ。」と繰り返す場面までである。今回は思いっきり課題を単純にして、本文の読み取りだけにかなり特化した授業展開を心がけた。とにかくスピードを上げなければならないのだ。ところが、生徒に指名をして確認…

眼鏡を変えてみました……

最近、めっきり眼鏡が合わなくなった。私は右目=近視、左目=遠視という困った構成(俗に「ガチャ目」?)なので、そもそも眼鏡は合わせにくい。それに加えて度が進んだ(あるいは老眼になってきた)ようで、眼鏡が合わずに困っていた。そこで先週、眼鏡屋…

「夕顔」の授業

4組での授業。夕顔が取り殺される場面である。 今日は最初に、今回の場面で心内語の部分を探させ、( )で括らせることをさせた。これにより、本文をよく読ませることが目的である。同時に、心内語の特徴についても話をする。 次に、夕顔の死に対して源氏が…

「舞姫」の授業

昨日の授業となる。9組と1組での授業。9組は豊太郎がエリスと「離れ難き仲」になっていく過程を追う。1組はその後の、豊太郎とエリスとの愛の生活と、彼の「我が学問は荒みぬ。」の言葉の意味を考える。9組の方がだいぶ1組に追いついてきた。というか…

11時間の睡眠…?

昨夜は夕食を取っている最中から眠気がやってきて、同じく「眠い」と言っていた娘と一緒に8時30頃に布団に入った。もちろん、途中何度か目を覚ましたが、それでも結局今朝の7時30分まで寝ていた。11時間の睡眠か!? 久しぶりである。今週はよほど睡眠不足が…

「無名抄」の授業

8組での授業。ここでも同じく、本文をなるべく短い意味のまとまりに区切り、生徒にどんどん指名して口語訳をさせていった。これまでの授業なら5、6人程度しか口語訳を担当しないだろうが、今日は15、6人に指名できた。古典では口語訳というのも大きな…

「夕顔」の授業

2組での授業。上記のように書いたが、それでもその授業を参考にして、今日の講読では本文を短い意味のまとまりに区切り、生徒にどんどん指名していって訳させた。以下のような方法である。 本文を短い意味のまとまりに区切り、それを私が音読する。 生徒を…

英語の同僚の公開授業を見て

昨日、本校の英語の同僚が公開授業を行った。その同僚は英語の文章を短く意味のあるまとまり(チャンク?)ごとに区切り、それを生徒に指名して訳させていく、という手法を取っていた。その指名の仕方もまた一工夫あったのだが……。名付けて「割り箸指名具」…

『ツバサ』がすごい!

連載中の方は今すごいことになっている。昨日のblogで書いた、さくらのセリフがまさかここで繰り返されようとは。『ツバサ』という作品は、このさくらのセリフが重要なモチーフとなっている。物語の最初でさくらが小狼に言いかけて言えなかった「あなたが好…

舞姫の授業

9組での授業。このクラスはエリスとの出会いの際、彼女が追い込まれていた窮状を理解し、また豊太郎が追いつめられた状況をも理解するのがメインとなった。これまたもっと先に進みたかったのだけれどね。それでも何とかエリスが危機を脱したところまでこぎ…

「無名抄」の授業

7組での授業。こちらは徹底的に進度が遅れている。本来ならば枕草子に入っていなければならないあたりなのに、基本的に授業時数が少ないのだな。2週で4コマだが、つぶれるのが多すぎた。 今日は俊成の和歌「夕されば 野辺の秋風 身にしみて 鶉鳴くなり 深…

「夕顔」の授業

今日は昨日とうってかわって3コマの授業がある。しかも避難訓練がある。忙しい1日だった。 2組での授業。ようやく夕顔が取り殺される場面へと入ってきた。今回の箇所のテーマは「アヤカシの力」とした。源氏と夕顔の部屋の灯が消えていたり、渡殿の灯も消…

「ツバサ:春雷記 後編」

DVD付初回限定版「ツバサ」27巻 ([特装版コミック])作者: CLAMP出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/05/15メディア: コミック購入: 3人 クリック: 12回この商品を含むブログ (8件) を見る 最新刊の27巻限定版に付いているDVDを観た。前回の26巻に付いていた…