2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ディベート入門講座感想

教室ディベート連盟の会報編集部から依頼されていた、ディベート入門講座の感想原稿を書き上げて、送付した。考えてみれば、今回の講座はディベートの肯定側立論、否定側質疑応答、反駁の仕方等をステップ・バイ・ステップで体験し、学ばせるというものであ…

今日から休暇

今年は悪い曜日の巡り合わせで、休暇は1月3日までの6日間である。まあ、あまり休みが長くなると、授業の準備等が遅れるので、一長一短だが。しかし今回の休暇はやるべきことが多くある。年末までに書くべき原稿が3つ。年明けに書くべきものが2つ。ずっ…

仕事納め

といっても、机の上にある本立ての上に積み重なっているプリント類を整理しただけ。ちょっとした「小」掃除というわけだ。久しぶりの現場に戻って、新しい環境の中での9ヶ月間だった。いろいろ工夫をしたが、惜しむらくはこれらが体系的な計画を持ってはい…

冬期講習4日目(最終日)

今日は漢文。テキストの漢文の部分を解説するのもよかったが、少しでも漢文を読む方法を理解してもらおうと考え、別のプリントを持っていった。 前回の土曜講習の時にも使ったが、漢文の基本構文を紹介したプリントと、それを応用して白文に訓点を施すプリン…

冬期講習3日目

今日は古文。古文の読解に必要なものは次の通り。 語彙力 文法力 語彙力を養うためには、辞書を引く、単語ノートを作るなどが必要である。古文単語帳を持たせる予定であることを話した。私は確実なことだと理解していたのだが、後で同僚たちの話を聞いていた…

石垣りん死去

ショック! 詩人の石垣りんが亡くなった。「崖」や「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」など、印象的な詩が多い。84歳だったそうな。確かに、最近の活動はあまり聞いてはいなかったが、それでもショックである。

教室ディベート入門講座 in 新潟2004冬

ずっと準備をしてきた上記講座が新潟会館を会場にして開催された。参加者は14名。そのうち、高校教諭は7名、本校1年生が5名、センター指導主事が2名であった。全国教室ディベート連盟から、二杉先生、太田先生、市野先生、そして事務局の工藤さんが来…

冬期講習2日目

今日は小説の読み取り方・問題の解き方について解説する。 小説は構造がある。冒頭(物語の始まり)→発端(事件の始まり・二つの対立する勢力の最初の出会い)→展開→クライマックス(二勢力の力関係の決定)→終結(事件の終わり)となる。これはクライマック…

今日から冬期講習

今回の冬期講習では、ベネッセのテキストを使用している。進研模試の1年生1月実施の過去問3年間分が冊子になったものだ。ここから、評論・小説・古文・漢文の問題の解き方について話をする。今日は評論についてだ。 生徒のテキストを見て回ったが、ほとん…

聖書の福音

22日・23日と長岡市にあるキリスト集会において、2回にわたり聖書の福音をお話ししてきた。幸いにも、両日とも求める方が来てくださり、話を聞いてくださった。本当に素晴らしく、ありがたいことである。

古典

自分の持っているクラスで初めて百人一首の練習をした。生徒は嬉々として取り組んでいた。これが動機付けとなって、百人一首を暗記しようという気持ちになってくれればいいのだが。

現代文

本日の3クラスはすべて情報処理室で行う。生徒にクラス全員分の短歌のプリントを配り、5つのジャンルごとに特選句、選句、逆選句を選ばせる。そして最もよい短歌の鑑賞文をワープロもしくは手書きで書かせる。最後に自作の短歌のベストを選び、インターネ…

生徒の短歌

明日の現代文の授業では、生徒が作った短歌を用いて句会(歌会)を行う。そのために、生徒の短歌を全てワープロ打ちした。打ちながら、稚拙なものが多いものの、鋭い感覚の歌もいくつか見受けられて嬉しかった。果たしてこの歌は、明日の授業で生徒達に支持…

カルタ会練習

新潟高校1年生の伝統行事、百人一首カルタ会の練習が始まった。私自身のクラスは明日だが、今日は他の先生が行われている授業の見学をした。その先生はいい声で札を読み上げていた。あんな声で読めないな。私はCDを使おうか。

人権同和教育研修会

古巣の県立教育センターで行われた。各学校より1名参加ということで、私が出ることになった。県の方針、実践発表に続き、県の人権センターで、元高校教諭の佐藤泰治先生の講演があった。佐藤先生は私の初任校である小出高校でお世話になった先生である。久…

現代文

短歌創作のクラスだった。今回は、生徒を図書館に連れて行き、そこで自由に作らせた。そのおかげか、ほぼ全員が時間内に提出してくれた。さて、これから3クラス分の短歌を打ち込まなければならない。なかなかしんどいね。

古典

2クラス。そのうち1クラスは、先日書かせた孔子についての新聞記事レポートを「書き込み回覧作文」方式でクラス全員に回覧させた。クラス全員を一筆書きの要領でレポートが回るように指示し、1分間間隔で次々へとレポートを回覧させた。そして、若干でも…

ディベート講習会

26日に開催されるディベート講習会の参加予定者を確認している。今のところ、教諭が6名。本日、本校の生徒の何人かに声をかけてみたところ、パラパラと5名が参加希望をしてくれた。いやぁ、ありがたいことである。ぜひ、彼らには参加してもらって、ディ…

古典

2クラスは相変わらず淡々と「論語」を読み進める。しかし、漢文は奥深い。教えることが山ほどある。

現代文

1クラスで短歌の創作をさせる。生徒のポエジーを刺激するために、名作をいくつか紹介する。与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」と斎藤茂吉の「死にたまふ母」の二つ。それに『考える短歌』掲載の優秀作である。与謝野晶子は短歌ではないが、ポエジーの…

『すべての雲は銀の…』読了

すべての雲は銀の… Silver Lining作者: 村山由佳,長崎訓子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/11/20メディア: 単行本 クリック: 26回この商品を含むブログ (29件) を見るずっと楽しんで読んでいた。ただ、終盤はなかなかどうも十分には受け入れがたいよう…

古典

今日は古典を3クラス。 そのうち2つは淡々と論語を読み進む。本文を板書し、横に訳と語法等を書き、解説を続けて書いていく。しかし、論語はどうしても人生論になってしまうので、やや気恥ずかしい気がする。同じような主旨で話をしても、聖書の証しとは大…

古典

1クラスの授業があった。今回は念願の図書館で授業を行った。他のクラスでやった「孔子」についてのレポートを、『10分でできる 創作し伝え合う国語科授業』(貝田桃子 学事出版)で紹介されている新聞記事づくりの形式で作成させた。10分でできる創作し伝…

『すべての雲は銀の…』

すべての雲は銀の… Silver Lining作者: 村山由佳,長崎訓子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/11/20メディア: 単行本 クリック: 26回この商品を含むブログ (29件) を見る暇を見ては読み進めております。やはり、期待通り面白い。村山由佳の文章力はたいし…

明日は土曜講習

土曜講習の準備をする。漢文の白文を与え、ノーヒントでこれを書き下し文にし、訓点を付けよ、というもの。文章は「鶏鳴狗盗」である。この文章を読めというのはなかなか高い要求だ。こちらは、漢文独特の読み方になれて欲しいという目的でこの課題を設定し…

古典

今日は古典1クラス。論語に本格的に入る。斉読し、書き下し文を板書させ、訳を始める。孔子の最初の時間だから、どうしても「仁」について説明しなければならない。なかなか大変だった。さすがに居眠りを始める生徒もいたが、以前に比べるとずっと少なくな…

今日の授業

現代文1クラス、古典1クラスがあった。どちらもテストの返却と解説。今回は比較的時間を費やさずに終えられている。残った時間は、古典は論語の書き下し文書きに、現代文は短歌づくりの説明と解説文の読解をしている。 短歌づくりでは、最後に生徒の作品の…

風邪を引いている

熱も出ないし、痰もそんなに出ないのだが、困ったことに咳が出る。今日はのど飴をほおばりながら授業に行った。

『すべての雲は銀の…』

すべての雲は銀の… Silver Lining作者: 村山由佳,長崎訓子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/11/20メディア: 単行本 クリック: 26回この商品を含むブログ (29件) を見る今、読んでいるのはこの小説である。この一部をたまたま目にする機会があり、素晴ら…

『からくり からくさ』と『りかさん』について

私の日記を読んでくださった方から指摘を受け、『からくり からくさ』は『りかさん』の続編ではない、とのことだった。執筆順番も『からくり…』が先で、『りかさん』が後だとのこと。大変失礼いたしました。私も『からくり…』は『りかさん』の全くの続編では…