パニックの中での授業

 上記の準備があるせいか、個人的にいくつかの仕事を抱えて余裕がないせいか、授業に行くべきクラスを間違えてしまい、パニックに陥った。6組の授業でした。やれやれ。
 6組は試験前最後の授業である。「時間の自由」を終わらせる。しかし、前回は一昨日に写真を載せた通り、全体のキーワードを二つに分類し、そこから「二つの時間」と「二つの時間の自由」についてまとめ、それをどうすべきかという筆者の主張と、そこにいたる背景についてまとめていただけだった。したがって、内容の分析はこの1時間内で終わらせなければならない。
 よって、どうしても私の説明中心の授業になる。自分で用意した内容確認の設問は9問ある。しかい、できるだけ生徒の読み取りに即して説明していきたいと思い、本文の流れを最大限確認しながら設問の解答をまとめていった。いくつかの設問は生徒に解答を確認し、それを用いてどんどんまとめていく。力業で、何とか全ての設問を確認し終えた。もう人権無視も甚だしい授業になってしまった。でも、大まかな内容は理解しているのだから、後はそこに至る細部を確認していけばよいはずなのだがなぁ。
 生徒の様子を見ると、一生懸命ノートを取っている者もいれば、途中から諦めたような者もいた。うーん、これが理解できないのだなぁ。内容を確認しつつ板書をメモしていくことは授業を受ける最低限の行為だと思うのだが。
 そうしたことをしっかり教えていくべきなのか、それとも授業自体を変えるべきか……。後者だなぁ。