研究協議

 2つの授業が終わった後、研究協議を行う。私の授業の背景にある考え方、「生徒に自力で初めて読む文章を分析できる力を与えるために、使える技法を教える」ということと、「古文を、背景や心情をテクストから踏まえつつ、口語訳していく」ということを話しする。
 その後で、7人の初任者の方から質問を受ける。古典も現代文も様々な方面から質問を受けた。授業の作り方、評論の指導の仕方、ペア学習の持ち方などなど、私が常に意識している内容についての質問が多く出た。そこで私も、私の授業の背景にある考え方、また今までに編み出してきた教え方・扱い方の数々を披露する。1時間余りの会だったが、終始質問の言葉があり、私も答えることのできた会だった。
 最後に、私が授業にiPhoneを使っていることを指摘され、iPhoneiPadの可能性について話ができたのは嬉しかった。iPhoneはプレゼンを行うにはまだ制約があるが、iPadの場合はそんなものがない。iPadは教育利用に大きな可能性を持っていると思う。
 結構緊張して臨んだ今日の会だったが、何とか終えることができ、まずはほっとしている。