2009-01-01から1年間の記事一覧

第3回校内実力テスト1日目

今日・明日と今年最後の実力テストが行われる。今日は、英語・理科・地歴公民の4科目である。生徒たちは最後の実力テストとなる。存分に頑張って欲しい。 その間、我々も頑張っていた。担任会を開き、今後の予定を確認した。また、冬季講習の計画や、出願方…

48歳の誕生日

今日は私の48歳の誕生日である。朝一番に息子におめでとうと言われ、次に妻からも言われた。いやぁ、嬉しいね。48歳になったこと自体はちっとも嬉しくないけれど。 だいたい、自分が大人になるなど思ったこともなかったし、30歳を越えることも思っていなかっ…

今、読んでいる本

獣の奏者 I 闘蛇編作者: 上橋菜穂子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/21メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 127回この商品を含むブログ (173件) を見る狼少年のパラドクス―ウチダ式教育再生論作者: 内田樹出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/…

「師説」の授業

7組での授業。7組は8組より1時間分早く進んでいる。そこで、「師説」の音読練習をさせ、その後で内容読解に入る。 まず、この「師説」は5段落で構成されている。最初に「古之学者、皆有師」とスタートするが、この「古の学ぶ者」というからには、筆者・…

「柏木」の授業

8組での授業。8組では「柏木」の最後の部分が残っていた。ここは源氏が女三の宮に対して詠う和歌、「誰が世にか蒔きし種かと人問はばいかがいはねの松はこたへむ」の込められた意味を、前後の状況を踏まえながら解釈していった。 前の部分は、源氏が女三の…

今日の1枚

昨日、出張する際に撮影した、本校の正面玄関付近です。

ベネッセ進路環境研究会

午後から上記の会が行われ、出席してきた。今年の入試状況は、生徒が生きたいと思っている大学には成績上位者が多く集まっているようである。今年の入試は楽観視できないかな。でも、本校の生徒の場合、挑戦すべきだと思うけれどね。無難さを求めることだけ…

「利休の死」の授業

1組での授業。「利休の死」の読解に本格的に入った。プリントを使っての読解作業である。 このプリントは転勤していった同僚が作ってくれたものだ。そして、ストーリーの流れを丁寧に追う、非常によくできたものである。しかし、残念ながら私が重要だと思う…

保護者会3日目

今日は12組の保護者および生徒と面談をした。それぞれに様々な状態である。順調に成績も進路も来ている生徒、逆にどちらも心配な生徒、いろいろである。私のクラスは38名の生徒がいるが、まさに一人一人の生徒に一つずつの状態がある。もちろん、共通して説…

「堀河殿、最後の参内」の授業

2組での授業。昨日の4組よりも1時間遅れているが、その分残り時数は多いので、結果的には少々進んでいるクラスである。 まずは音読の練習。そして、敬語の確認と心内語の範囲の確認をさせる。これを意識しておくと、初めて読む古文でもだいたいの話の流れ…

保護者会2日目

今日は11組の保護者の方と生徒と話をする。今回は志望校候補の組み合わせが妥当であるかを確認するのが主たる内容である。大半の生徒がちゃんと考えていて、私はそれを親の目の前で確認していくだけである。しかし、時に考え不足の者がいるので、それは一緒…

「利休の死」の授業

1組での授業。昨日の9組と同様、全体の場面分けを確認した。ただ、昨日の反省を踏まえて、まずは区切りの部分だけを説明し、生徒に表題をつけることをもう一度考えてみるよう促した。区切りがわかれば、その表題もつけやすいだろうと考えたからだ。 しかし…

「堀河殿、最後の参内」の授業

4組での授業。前回訳し終えたところだが、この文章全体を理解する要の箇所が含まれているので、その部分を問題にする。 それは、兼家が兼通の家の前を通り過ぎていったのを兼通が知った時、「あさましくも心憂くおぼゆ」と表現されている、その「あさまし」…

保護者会(三者面談)1日目

今日から3日間の予定で保護者会が行われる。3年生は何しろ志願校の候補を固める大切な時期だ。基本的に三者面談の形で行う。 授業は午前中までとし、午後から面談が開始された。しかし、保護者に希望時間を聞いたところ、正規のスタートの13時30分の枠を希…

「利休の死」の授業

9組での授業。「利休の死」に本格的に入る。 最初に、前回生徒にやらせていた小説全体の構成を確認する。場面ごとに小説を7つに区切り、それぞれに表題をつける、というものだ。生徒には前回ある程度時間を与えて考えさせていたので、今日はすぐに私の方か…

「利休の死」の授業

1組での授業。前時までやっていた「虚ろなまなざし」の中の、「人間は本質的に『了解不能なもの、意味の欠如しているもの』に耐えられない」という命題について、ナチスがアウシュビッツで行ったという刑罰の話や福岡伸一の『世界は分けてもわからない』中…

「柏木」の授業

昨日は文化祭の振替休日だった。日差しが暖かく、気持ちの良い中、免許の更新に行ったり、娘を迎えに幼稚園に歩いていったり、これまた娘と一緒に床屋に行って髪を刈ってもらったりした。私が休みとなると、妙に娘は私と一緒にいたがる。かわいいものである…

青山祭(文化祭)2日目

今日は文化祭の2日目であった。新潟市は何とか晴れてくれたが、非常に肌寒い1日だった。気温が10度前後だったのではないだろうか。そして、今年はインフルエンザ流行のため一般公開が中止された。そのためか、やはり少々寂しい文化祭となった。でも、生徒…

iPhoneアプリ「Randmetor」

一部の方々に、私が使っている乱数発生アプリが関心を集めている。(^_^) 上記の画面のものが、私が愛用している乱数発生アプリ、「Randmetor」である。 このアプリは無料の乱数発生アプリの中で、一番使い勝手がよいと思う。何より良いのが、iPhoneを振ると…

青山祭(文化祭)1日目

今日と明日は本校の文化祭である。しかし、今年の文化祭はインフルエンザが流行してきて、様々な影響を被っている。何しろ、例年2日目は一般公開をしているが、今年はその一般公開が中止になってしまった。そして、今日、校内公開が開始されようとしていた…

「虚ろなまなざし」の授業

1組での授業。後半部分に入る。最初に10数分ほどの時間をとって生徒にプリントの問題を解かせ、次にiPhoneの乱数発生アプリを使って無作為に生徒を指名して行く。そして解答を確認しながら後半部分をまとめていった。生徒が解くべき問題を絞ったことが功を…

「柏木」の授業

8組での授業。進度を確認したら、だいぶ遅れていることが分かった。急いで口語訳を進め、登場人物の心情を確認しながら進める。しかし、それでも落とし所はしっかりと説明しなければならないし、口語訳の重要箇所は正確に訳させたいしで、なかなか進まない…

大鏡「堀河殿、最後の参内」の授業

2組での授業。これは昨日の4組でのものと同じ内容である。そこで、これを公開授業とすることにした。資料を作り(といっても教科書本文のコピーと配布プリントを増し刷りしただけだが)、もう一度しっかりと内容を確認しておいて、この授業に臨んだ。 まあ…

「虚ろなまなざし」の授業

1組での授業。前半部を読み進め、プリントにまとめていく。私たちが「ハゲワシと少女」の写真の少女の声なき声に成り代わって、自らの被害者としての体験を元に恣意的に少女に成り代わった声を上げ、カメラマンを非難して、自死にまで追い込んでいく、とい…

大鏡の授業

2組と4組での授業。2組は「浮舟」の最終場面の口語訳を進めた。 4組では大鏡に入った。「堀河殿、最後の参内」という話である。堀河殿(兼通)と東三条殿(兼家)の仲の悪さの話である。 この話は大意はつかみやすいだろう。文章もさほど難しくなく、展…

「浮舟」の授業

4組での授業。「浮舟」もいよいよ最終段階である。「浮舟」の残り7行くらいをじっくりと口語訳し、いくつかの箇所から浮舟の心情を理解させ、まとめていく。それらがすべて終わったあとで、「浮舟」の苦しみの内容や『源氏物語』を学び終えての感想を書か…

「柏木」の授業

7組での授業。「柏木」の第4段落、源氏が薫を見て、「汝が爺に(似ることなかれ)」とつぶやく場面である。この言葉は白居易の漢詩によっている。その直前にも、源氏がこの間詩の一節を口ずさんでいる。この場面で、その白居易の原詩を示さないわけにいか…

今日は模擬試験監督

先々週にやったばかりだが、今日も模擬試験監督のため、1日学校にいた。本当は来週が私の番なのだが、他の方の都合が悪くなり、私と交代したのだ。 しかし、この時期のこの時間はかえって好都合である。推薦入試の出願を間近に控え、その書類等を作成しなけ…

「虚ろなまなざし」の授業

9組での授業。読解プリントをどんどんこなしていく。生徒に解くための時間を与え、その上で解答を確認しつつ、論理の展開を追っていく。そして、必要な部分を補いつつ、前半の最後の部分に向かっていった。 今日の一番重要な部分は、「南北構造を固定化する…

「浮舟」の授業

4組での授業。浮舟の2首の和歌の部分からスタートする。2つの歌とその間に挟まれた地の文とを黒板に板書し、その流れを理解させて、誦経の鐘の音を浮舟がどんな気持ちで聞いていたかや、最初の歌に籠められた浮舟の切ない思いなどを理解させる。 その話の…