「柏木」の授業

 昨日は文化祭の振替休日だった。日差しが暖かく、気持ちの良い中、免許の更新に行ったり、娘を迎えに幼稚園に歩いていったり、これまた娘と一緒に床屋に行って髪を刈ってもらったりした。私が休みとなると、妙に娘は私と一緒にいたがる。かわいいものである。
 さて、今日の古典は8組での授業。「柏木」の第5段落、源氏が早世した柏木を惜しむ場面である。ここには解釈が難しい一文がある。しかしそれも、途中で敬語が消失する箇所がある。そこが主語の転換点である。そのことを確認させて、口語訳を完成していく。指名した生徒は文法的な事項はとてもきれいに解釈して訳していた。私はこの主語の転換を強調して説明していった。
 今日は文化祭後の大清掃があった関係で、授業が55分間だけであった。そのため、予定していた箇所まで進めなかった。残念。