「虚ろなまなざし」の授業

 9組での授業。読解プリントをどんどんこなしていく。生徒に解くための時間を与え、その上で解答を確認しつつ、論理の展開を追っていく。そして、必要な部分を補いつつ、前半の最後の部分に向かっていった。
 今日の一番重要な部分は、「南北構造を固定化する世界システムの中で飽食している私たち自身」ということの内容を具体的に理解する、ということにあった。前半部分はこれがすべての背景にあり、これを理解することによって論理展開はすべて落ち着くはずである。そこで、これを具体的に説明するということをお題として、久しぶりにリーダー・レスポンスをさせた。時間が足りなくなったので、ノートを持ち帰らせ、次回の時間に回収することとした。さて、生徒はどんな考えを書いてくれるだろうか。