青山祭(文化祭)2日目

 今日は文化祭の2日目であった。新潟市は何とか晴れてくれたが、非常に肌寒い1日だった。気温が10度前後だったのではないだろうか。そして、今年はインフルエンザ流行のため一般公開が中止された。そのためか、やはり少々寂しい文化祭となった。でも、生徒にとってはそんなことは言っていられない。この日のために頑張った出し物や展示など、今年も力作が揃った。

書道部の巨大書作

 その中で、今年もやりました、書道部の「巨大書作」! 本校の書道部は5年前から中庭を舞台に屋外書作パフォーマンスを繰り広げている。巨大な紙を屋外に広げ、そこに書道部員全員が繰り出して一つの作品を音楽に合わせて書き上げる。今年の題目は高村光太郎の「道程」。私は書道部の顧問であるが、今年は十分に手伝うことができず、この日の本番が初めての関わりとなる。

 こんな具合に、彼らは白い扇子を持って、曲に合わせてスタートしました。今年使っている曲はNHK大河ドラマの「天地人」かな?

 次第に書き上げられていく作品。曲に合わせて登場する部員たちが決まっています。右端から書くのではなく、一見バラバラに書き始めているものが、次第に一つの作品として姿を現していくのは毎回の見物です。

 部長が題名を大筆で書き込んでフィニュッシュ!

 最後は全員が揃って「ヤーッ!」てな感じで終わりました。いやぁ、パチパチパチ。
 今年もいい作品が描けた。すばらしい。「書」が自分の思いの丈を白い紙にぶつける芸術であることが理解できるパフォーマンスであった。

他の展示

 他には茶道部に行ってお茶会に参加したり、書道部の展示を見たり(顧問の非常勤講師の先生がシュタイナー教育にはまっていて、ライアーを触らせてもらった。きれいな音だった)、美術部や山岳部などの展示を見たりした。他に2年生の教室をあらかた見て回り、何となく雰囲気をつかむことができた。あるクラスが「足湯」を行っていた。これこそは我が1年4組が計画を進め、しかしお湯の調達法がやりくりできずに断念した幻の企画である。2年生は上手に行っていたよ。
 今年転勤していった元同僚も来てくれたり、いろんなものを見、いろんなことのあった充実した1日だった。