2008-01-01から1年間の記事一覧

鴻門之会の授業

8組での授業。古典の採点は全く手を付けていない状態なので、今日は淡々と授業を進める。 鴻門之会は最後まで扱うので、教科書の残りの部分をまずは読みの練習をさせる。久しぶりに全員を起立させて、誰が早く読み終えるかのゲームをさせる。読みに集中させ…

「こころ」の授業

4組での授業。といっても、今日は昨夜3時半までかかって採点したテストを返却する。 その際、夏目漱石についての設問の出来がきわめて悪かった。これは、他のクラスでも同様である。私は授業では特に取り上げず、国語便覧をよく読んでおくようにと指示して…

フェルメール展鑑賞

5日の金曜日は日中は何も予定がなかった。ずっとホテルにこもって仕事をしようと思っていたのだが、ロビーにあったパンフレットで、まだフェルメール展をやっていることを知った。せっかく東京に来ているのだし、フェルメールは私の大好きな画家の一人だし…

戻ってきております

4日・5日と2日間、東京の大京町にある集会に招かれて、聖書の学びのお話をしてきた。先日の高知に引き続きのことで、大変に緊張し、気合いを入れて準備をしてきたものだ。それが、とにかく終えることができてほっとしている。 2日間とも夜の9時までの予…

後期中間考査3日目なのだが……

今日は生徒たちは3日目の問題に格闘していることであろう。今日は3科目のテストがあり、今日が天王山だと生徒の数人が言っていた。がんばってくれよ……。 という私は、実は年休をとった。しかし、1日中自宅にこもっていたのである。先週、高知へ行って聖書…

後期中間考査2日目

今日は数IIと現代文のテスト。現代文は、授業では「こころ」のみなので、試験範囲も教科書は「こころ」のみとなる。他に、副読本である評論選からの出題と、現代文用語集からの出題である。今回はおそらく点数は高くなるのではないかなぁ。準備に集中できる…

今日の昼食は気合いが入りました

毎回試験が始まると、昼食はいつものお弁当を取るのをやめる。何故かというと、国語科の同僚にはラーメン好きな人が多く、その人たちとラーメンを食べに行くのだ。しかし、そのいつものメンバーの中で、今回の4日間の日程の中で食べに行けるのは今日くらい…

後期中間考査1日目

今日から後期中間考査である。今日は2年生は2科目のみの試験であった。それでも英語があるから、彼らにとっては大変だろうね。今回の日程は前半が大変らしいが、生徒に言わせると特に3日目の組み合わせが「鬼!」だそうだ。ということは、4日目の古典は…

鴻門之会の授業

8組での授業。こちらは生徒に2文ほど割り当てて、音読してから口語訳するという方法で読み進める。無事試験範囲を終わり、生徒からの質問を受ける。そうするとこのクラスではストーリーの展開についてや、やはりストーリー展開に伴う指示語の指す内容につ…

「こころ」の授業

3組と4組での授業。それぞれ試験範囲である、「私」が奥さんに「お嬢さんをください、ぜひください」と申し込む場面まで読み進める。3組の場合は余裕があるので、その先のKに対する良心が復活する場面まで説明する。良心の呵責と利己心の間に挟まれてど…

『仕事道楽 スタジオジブリの現場』

仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書)作者: 鈴木敏夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/07/18メディア: 新書購入: 12人 クリック: 98回この商品を含むブログ (118件) を見る 先週少しずつ時間を取って読み進め、昨日の新幹線の中で読み終わった。…

鴻門之会の授業

8組での授業。このクラスは授業時数に余裕がある。今日も明日も授業がある。そこで、通常の方法で、つまり生徒に1文もしくは2文を読ませて訳させている。それでもだいぶ進んだ。やはりこの方法の方が落ち着く。自分がバーッと説明すると、効率は良いがむ…

「こころ」の授業

3組での授業。京都ののぶさんからコメントをいただいたあの場面を再びこのクラスでも説明する。実は明日も残りのクラスで説明する。今のところ、私にとってはこの解釈が一番受け入れられるので、生徒に説明をしている。 なお、「私に詰め寄られたときに、K…

帰って参りました

21日から24日まで4日間、高知に行っておりました。私が通っているキリスト集会と同じ集会が高知にもあり、そこで聖書のお話と福音をお伝えするためです。最初の日は移動で費やし、正味3日間の日程でした。無事終わり、何とか役目を果たせたようです。ほっ…

『生命と食』

生命と食 (岩波ブックレット)作者: 福岡伸一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/08/06メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 40回この商品を含むブログ (20件) を見る 福岡伸一氏の著作シリーズ第5弾。これは岩波ブックレットで、薄い本である。内容はこ…

鴻門之会の授業

7組での授業。時間変更のマジックで、今日が試験前最後の授業である。おいおい、まだ1週間前にもなっていないのにね。 ということで、ようやく樊噲が登場し、目を怒らして項王をにらみつける所からスタートし、沛公が厠に立って樊噲と一緒に逃げ出す所まで…

「こころ」の授業

3組と9組での授業。どちらもほぼ同じ進度だが、9組の方が進んでいる。こちらはついに、Kが夜中に襖を開けて私に声をかける場面まで来た。 この場面での生徒とのやり取りは面白かった。 問い「なぜKは二尺(約60cm)も襖を開けたのか?」 生徒1「私を起…

午後はお休み

金曜日からの高知でのお話を準備するため、午後は久しぶりに年休をとる。それでもまとまった時間がとれず、準備は遅々として進まない。やれやれ、あと3日間だよ?!

鴻門之会の授業

7組での授業。ちょっと始業前に別のことで少々精神を乱されて、安定しない状態で授業に突入してしまった。おかげでしまりのない雰囲気の中、淡々と口語訳と説明を進めていった。このクラスでも樊噲が出てくるところまでは進んだ。しかし、残り1時間で沛公…

「こころ」の授業

9組での授業。Kのはっきりしない態度に「はっと」するところから一気に彼の「ばかだ−−僕はばかだ」の箇所まで進んだ。いやぁ、これくらいのペースで進まないと残り1時間で私がKを出し抜いて奥さんに談判を開くところまでたどり着けない。 9組は生徒の研…

南場さんの話題は続く

土曜日の講演について、話題が今日も続いていた。この講演を、3年生の女子生徒2人が聴いていたのだが、話に感動した彼らは講演後に南場さんの所に行って話をしてきたのだそうだ。彼女は「高校の学閥を作っておくから、4年後に待っているね」と言ってくれ…

鴻門之会の授業

8組と7組での授業。こちらはとにかく淡々と口語訳を進めていく。特に冒頭の部分を抜ければ、後はほとんど読めれば意味が分かるような箇所が続く。もうそういうところはそのままどんどん進めていく。今回も樊噲が登場する場面まで一気に進んだ。

「こころ」の授業

4組での授業。Kの「理想」と「現実」の直前まで説明した。 このクラスでは「魔物」のイメージ出しになかなか見るものがあった。私がKを「魔物」と表現する件だが、その「魔物」に対するイメージを生徒に聞いてみたのだ。「恐ろしさ」「強さ」「非現実さ」…

『できそこないの男たち』

できそこないの男たち (光文社新書)作者: 福岡伸一出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/10/20メディア: 新書購入: 18人 クリック: 152回この商品を含むブログ (174件) を見る 福岡伸一本の第4弾。最近は福岡氏の著作を集中して読んでいる。疲れた頭には実…

青山学術講演会

今日は同窓会の事業で、講演会が行われた。そのお手伝いにかり出され、お話を聞いた。 一人は中央大学教授の猪口孝さんのお話。猪口さんの話を聞くのはこれで3回目である。そのため、細部は略す。 もう一人は、何と私の1年下の後輩、南場智子さんである。…

4日間、いろいろなことがあった

前回の日記で書いたように、来週のための準備で、自宅に帰ってからはとにかくそちらにエネルギーを集中している。そのため、日記の更新もままならなかった。 この4日間、授業は相変わらずのペースで進んでいる。古典はどのクラスも史記に入り、鴻門之会を一…

来週の準備

来週22日〜24日に高知へ行く。その準備をしているのだが、なかなか思うように進まない。つい眠ってしまうのだ。まとまった時間がどうしても必要なので、夜中に時間を取ろうとすると眠くなってしまう。それでは朝早く時間を取ろうかと思うと起きられない。そ…

若紫の授業

8組での授業。若紫の2つの和歌の贈答がまだ終わっていなかったので、その前から訳し始める。淡々と進んでいる。あと2行を残して時間切れとなった。うーん、切れが悪い。幸い明日も授業があるので、すぐつなげられるけれどね。

「こころ」の授業

3組での授業。私の説明の1時間目である。「私」およびKの人物像をまとめるプリントを作ったので、それを使って人物像を押さえ、「私」が、Kはお嬢さんに対して何も関心を持っていないと思っていたことを確認する。そして、彼のKに対する劣等感と優越感…

「こころ」の授業

9組での授業。私が説明を初めて2時間目だ。学習プリントを使って、生徒に質問しながら私の方でどんどん説明し、さらにプリント以外の箇所についても説明していく。そのためか、やっと第3節までが終わった。あと残り2コマで13節まで終わるのはまず無理!…