「こころ」の授業

 4組での授業。Kの「理想」と「現実」の直前まで説明した。
 このクラスでは「魔物」のイメージ出しになかなか見るものがあった。私がKを「魔物」と表現する件だが、その「魔物」に対するイメージを生徒に聞いてみたのだ。「恐ろしさ」「強さ」「非現実さ」などの言葉が出てきて、なかなか楽しかった。これだけイメージが広がると、どこからでも説明をすることができる。とても楽しい気持ちになれた。また、Kがお嬢さんから問い詰められて顔を薄赤くする場面でも、「私」の視線を意識していたからという答えを出してくれた。うーん、素晴らしい!
 今日はとっても楽しく授業ができました。生徒の豊かな発想を引き出す授業は、私自身も楽しいものとなる。