「である」ことと「する」ことの授業

 9組と3組での授業。今日より試験までそれぞれのクラスで3コマしかない。その3コマの時間で、教科書の内容について理解をしていかなければならないのだ。通常の授業形態ならば優に6時間くらいはかかる内容だろう。しかし、私は7つある章のそれぞれを要約させているので、おそらく内容の確認にはそれほど時間をかけなくてもすむはずである。確かに生徒は要約を完全に終えているわけではない。それでも、全く要約をしていない状態よりは内容について自分で読み取り理解しているはずである。その前提に立って、通常の時間の半分で内容を確認する計画である。
 そのために設問プリントを作成し、それを配布して、生徒が解答すべき問題を指定した。それ以外は私が解説をするのだ。そして、10分間時間をとって生徒に解答をさせた。そして、指定以外の問題を私がどんどん解説しながら板書してまとめ、指定した問題については生徒に指名して答えさせ、それをまとめていった。このようにして、2クラスともほぼ予定通り第2章までの解説を終えた。
 やれやれ、順調だが疲れ果てる。黒板を3周くらいするからね。しまいには右肩が痛くなってきた。