駆け込みで間に合ったような感じ?

 授業は現代文が2コマ、古典が1コマ。現代文はおとといから1クラスずつあって、「「である」ことと「する」こと」の残り第5・6段落を一気に終わらせている。今日も昼休みをはさんで2コマ続きであったのだが、どちらも必死で終わらせた。既に配布してある学習プリントに、語句の意味確認の設問には解答を入れ、論理の展開を少し書き加えた穴埋めプリントを作成し、それを解説しながら穴を埋めさせる、というやり方でやっている。それでも第5段落はある程度理解させた方がよいだろうと判断して、ややしっかりと説明し、考えさせ、指名して答えさせた。今日の2クラスは反応がよいクラスで、このような超特急の授業でも活発に反応して解答してくれる。非常にありがたいことである。それでも授業時間の大半を第5段落の解説に費やし、第6段落はものの5分程度で終わらせる。やれやれ。
 今回の「「である」ことと…」の授業は失敗したなぁ。三角ロジックを使っての論理構造分析もあまり明確な分析ができなかった。そして、それに思った以上に時間がかかった。それにしては、あまり研究に結び付けることができないことになった。もっとしっかりと考えをまとめてから臨まないとダメだなぁ。
 古典は「侵官之害」を終わらせる。韓非子の独特な考え方を、生徒自身の感覚と比較させながらもっと考えさせたいと思っていた。しかし、何しろこれも試験範囲を終わらせるのに必死で、とにかくこちらで解説してしまった。うーん、今年度最後の古典の授業としては面白くないなぁ。しかもこのクラスは反応バンバンのありがたいクラスで、もっと彼らの意見を聞きたかったなぁ。
 というわけで、明日からの考査に何とか間に合ったような感じで、授業をバタバタと終えた。いやはや、疲れ果てた。