「入る」は「いる」なのだね

 8組での授業。「帰京」の3時間目かな。予告していた助動詞の小テストを行い、その後に口語訳を順調に進めていく。
 このクラスの生徒が昨日質問してきて、「入る」は「いる」と読むのではないか、と聞かれた。私はそれを「はいる」と読んでいたのだ。その後で調べたところ、古典では「いる」としか読まないようだ。おそらく「這ひ入る」が変化して「はいる」となったのだろう。だが、古典では「入る」は「いる」としか読まない。
 ありがとうございます。こうして生徒から教えられながら一つずつ知識を蓄えていくこの者でございます。授業の冒頭に、感謝しつつ訂正した。