2007-01-01から1年間の記事一覧

危険な勘違い

教務室の私の机の上にはコンピュータが2台ある。1台はMac、もう1台は学校のPCである。今回、県立学校のネット体制が大きく変わったのを機に、これまで私が独占していたPCを他の1年生国語の方にも使ってもらおうと思っていた。そのための机上の大改造をい…

土佐日記「帰京」の授業

1組と4組での授業。この「帰京」は、せいぜい訳程度の出題予定である。でも、せっかく訳を扱うのだから、他の部分や深い読み取りも少しはやらせてあげたい。そこで、プリントを作って、訳の穴埋めにより訳を完成させ、その後でいくつかの読解設問を説明す…

「仕切り」の文化論の授業

というわけで、7組でもぶいぶいと説明をする。何とかチャイム直前までに説明し終える。さて、あの程度の質問で明後日の試験に耐えられるだろうか。

5分間読書

7組での授業。直前に別件の緊急な要件があり、少し授業に遅れて教室に行った。そのため、まことに残念ながら5分間読書を取りやめた。うーん、それだけは絶対にすまいと思っていたのに、やむを得なかった。生徒の何人かは自分で本を読んでいた。もっと生徒…

「仕切り」の文化論の授業

2組と8組での授業。試験前最後である。前回、文章全体の構造と主旨をまとめておいたので、今日はプリントによる設問の解答を一気に行う。黒板を4周もしてひたすら書き込んでいた。さすがに生徒もため息が聞こえたり、疲れていたようだ。でも、ひとたびこ…

唐詩の授業

4組での授業。まだ最後の白居易の詩が残っていた。これを説明し、また学習した6編の詩の人気投票を行う。やはり李白の人気はダントツだが、4組では杜甫もなかなか票を集めた。杜甫の魅力が分かるとは、通だねぇ。 その後、土佐日記に少し入る。明日は一気…

特別伝道集会

23日〜25日の3日間、私の通う集会では特別伝道集会が行われた。東京と金沢から兄弟をお招きし、お一人30分ずつ福音を語っていただく。新潟ではこの形式を初めて2年目になる。今回のこのお二人が、片や非常に論理的に、正確に福音を語って下さり、もうお一…

人権同和教育講演会

本日は人権同和教育講演会として現職の弁護士の方に来ていただき、少年犯罪と人権教育との関わりについて、ご自身の手がけた判例等を基に講演をしていただいた。80分間という長丁場であり、非常に寒い中での講演会であったが、生徒たちは静かに聴いていた。…

「仕切り」の文化論の授業

7組の2時間目。昨日終えられなかった、全体を問う設問の解答例を、解説を交えつつ板書して示す。その後で、プリント学習をさせ、その解答を少し説明する。「仕切り」について、人間関係の仕切りと聖なる空間を作る仕切りの例を生徒に考えさせた。人間関係…

土佐日記の授業(公開授業)

今日は講演会があるため、50分授業。いやぁ、短い短い。1組での授業。そしてこの授業は公開授業である。本校の初任者が初任研の公開授業を行うのだが、その一環で他校の国語科の初任者が私の授業を見たい、という。そこで、公開授業となったものである。 本…

雑誌『マインドマップ ビジネス超発想術』(アスキー社刊)

「できる社員」の最強メソッド マインドマップ(R)ビジネス超発想術 (アスキームック)作者: 遠竹智寿子、月刊アスキー編集部出版社/メーカー: アスキー発売日: 2007/09/03メディア: ムック購入: 6人 クリック: 111回この商品を含むブログ (63件) を見る 先日…

漢詩の授業

1組での授業。白居易の詩を解説して、6編全ての解説を終える。その後で、どの詩が一番好きか手を挙げさせてみた。そうしたら、李白の「贈汪倫」がダントツの得票数を挙げた。さすがは天才李白。次は柳宗元の「江雪」である。解説し終えたばかりの白居易は…

「仕切り」の文化論の授業

7組と2組での授業。試験前まで7組は残り3時間、2組は残り2時間である。そのため、7組ではマップを描かせ、2組ではマップのことはあまり強く勧めず、自分なりに文章展開をまとめるよう指示した。しかし、7組では昨日の8組よりあまり強く言わなかっ…

「仕切りの文化論」の授業

8組での2時間目。今日は前回書かせた設問に対する回答を検討する。といっても、私の解答例を示し、これがどのように成り立っているのかを説明することとする。結局この質問には本文全体をまとめなければならなくなる。また、そのためにマップを使えること…

漢詩・土佐日記の授業

今日は9組と4組の授業。9組では漢詩6編がすべて終わった。最後に感想文でも書かせればよいのだろうが、その時間もなかった。好きな漢詩に手を挙げさせれば良かったな。 その後、土佐日記「帰京」に入る。音読をし、解釈のプリントを用意したので、それを…

評論の授業

8組での授業。このクラスでは前回行った「青が消える」の感想文を、マップを使って構想を立てさせ、感想文を書くことを宿題とした。それが今日、多数提出された。いやぁ、力作揃いである。初めてにしては素晴らしい作品だ。良い資料が集まった。 今日から入…

漢詩の授業

1組と9組での授業。それぞれほぼ同じ進度である。今日は杜甫の「月夜」を中心に説明する。この詩では、次の問題が重要となる。 妻はどれくらいの間、またどのような格好で、窓辺に坐って月を眺めていたか? 「涙痕乾」の「涙」とはどのような内容の涙か? …

やっとつながった

時々この「はてな」のサービスは書き込みができなくなる。そのため、今日まで日記を更新できませんでした。その間、ちゃんと生きておりましたよ。

誕生日!

というわけで、46歳になりました。私がこの世に生を受けて46年。これまで、神様が私を守ってきて下さったことに深く感謝いたします。また新たな1年を、神様のみこころにかなうよう歩みたいものです。 私の副任の先生からお祝いをいただいた。感謝! 思えば、…

読書感想文コンクール審査

高教研の図書館部会の仕事の一つとして、読書感想文コンクールの審査をしに、明訓高校まで行ってきた。近代的な新校舎となった明訓高校である。図書館もなかなかきれいだった。 その中で、課題図書・自由図書の応募作品から最優秀・優秀・佳作を選ぶ。審査員…

漢詩の授業

4組と9組での授業。4組は「贈汪倫」の残っていた説明を終え、「送元二使安西」の説明をする。ずいぶん時間がかかっちゃったね。残りは律詩2編のみ。 9組では「江雪」「贈汪倫」と説明をし、途中で終了。明日はどこまで進むかな。 今回の漢詩の授業では…

文理・科目選択本登録

1年生の進路指導としては最重要の事項、文理・科目選択の本登録が今日行われた。全体の傾向として、理系希望者が多い学年なのだが、本登録の結果は何とか許容範囲内で済んだ。それでも理系希望者は多いのだけれどね。 まずは、ひと安心である。ただ、今日の…

漢詩の授業

4組と9組での授業。4組では「江雪」「贈汪倫」の途中まで進む。なかなか1日で2首進む、というわけにはいかない。残り時間からすると、あまりのんびりもしていられないのだが。 今日は、『学び合う教室』での記述を参考にして、詩の主題を探る重要な質問…

『学び合う教室』

学び合う教室―教師としての学習者、プロデューサーとしての教師の学習臨床学的分析作者: 西川純出版社/メーカー: 東洋館出版社発売日: 2000/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 上越教育大学の西川純先生の著書。その教えの片鱗を伺い、実…

漢詩の授業

1組と4組での授業。漢詩を次々に読んでいる。1組では「春暁」「江雪」を終え、「贈汪倫」に取りかかったところで時間切れだった。4組では漢詩全体の説明と音読練習を終え、「春暁」の説明を終えた。テンポ良く進めていかなければ。

村上春樹の授業

7組での授業。このクラスでは1時間丸ごとをマインドマップの作成作業に充てる。 方法は昨日の8組と同じ。マインドマップの描き方を説明する。その際、「マップ」を知っている人を手を挙げさせたところ、半数くらいが手を挙げた。小・中学校でかなりの実践…

漢詩の授業

4組での授業。4組もようやく漢詩に入った。今日は近体詩のきまりのプリントをさせ、確認をした。これで近体詩の形式については理解できただろうと思う。漢詩を学ぶ上での基本中の基本だからねぇ。

村上春樹の授業

2組ではまだ第3段落が残っていた。一つずつ説明してやり、核心部分の手前までたどりついた。後1時間はかかる。 8組では「青が消える」の読後感想文を書かせることにした。まずは残っていたプリントの設問を説明し、残りは読後感想文のための準備に回す。…