人権同和教育講演会

 本日は人権同和教育講演会として現職の弁護士の方に来ていただき、少年犯罪と人権教育との関わりについて、ご自身の手がけた判例等を基に講演をしていただいた。80分間という長丁場であり、非常に寒い中での講演会であったが、生徒たちは静かに聴いていた。もちろん、一部には私語をしていた者もいたけれどね(上級生に!)。
 講演をして下さった方は今年で30歳になったばかりの若い方である。惜しむらくは、その若さが講演の内容にも出てきてくれるともっと良かったのかなぁ、と思った。
 ともあれ、ありがとうございました。最後に生徒から一人質問が出て、良かった。彼は行きすぎた人権主張の事件について、具体的なデータを挙げて例示し、それについての講演者の見解を尋ねていた。立派なことだ。そのように具体的なデータを挙げることは非常によい。他の生徒たちは、彼の口から詳細な数値がすらすらと出て来るのに驚き、騒いでいた。ここは騒ぐべき場面じゃないでしょう。当然の質問の仕方である。
 1・2年生は終了後にHRに戻り、感想文の執筆に入る。我がクラスではどんな感想が出てきたかな。楽しみだ。