漢詩の授業

 4組と9組での授業。4組は「贈汪倫」の残っていた説明を終え、「送元二使安西」の説明をする。ずいぶん時間がかかっちゃったね。残りは律詩2編のみ。
 9組では「江雪」「贈汪倫」と説明をし、途中で終了。明日はどこまで進むかな。
 今回の漢詩の授業では、それぞれの詩について、その内容をひとつかみにできるような質問を1つずつ考えている。以下のようなものだ。

  1. 「春暁」=孟浩然は何故寝坊ができたのか?
  2. 「江雪」=「蓑笠翁」が作者柳宗元自身であるとすると、この翁の姿は作者のどのような心情を表しているか?
  3. 「贈汪倫」=李白が汪倫の情の深さに気づいたのは何がきっかけか?
  4. 「送元二使安西」=転句・結句で作者が元二に呼びかけているのは何故か?

 次の律詩にも質問を用意している。これらについて隣同士で話し合わせ、考えさせている。これで少しは漢詩自体に興味を持って欲しいものだ。20文字〜56文字の小宇宙の広がりを味わって欲しい。