センター直前指導打ち合わせ

 明日は授業3コマの後、直前の指導を行う。その打ち合わせが担任団で放課後に行われた。
 さすがにセンター試験だけあって、いろいろと細かい指示がある。「受験上の注意」を改めて読んで思うけれど、英単語や漢字の書いてあるものはいっさいダメのようだ。ティッシュの袋もダメだとか。携帯電話も鳴ると失格か。携帯を時計代わりにしている者は、これから時計を買わなきゃなぁ。まあ、時計の一つくらい持っているか。
 と言うわけで、生徒に伝えるべき内容が多岐にわたり、なおかつ細かいけれど重要なことばかりなので、打ち合わせ会もいつの間にか1時間が経ってしまった。

授業は2コマ

 センター演習の最終段階。しかも、私が出ているクラスはすべて理系なので、このセンター演習を最後に国語の授業は終わってしまう。非常に寂しさを感じるなあ。私の今年の目標の一つは、理系の彼らにセンターで平均150点以上を取れるだけの力をつけさせてやりたい、と言うものだった。今回の演習ではずっと毎回の得点を報告させている。それを集計してみると、11月末辺りから始めた演習を通して、実は余り変動がない。悪くはなっていないのでありがたいが、演習を通して得点力が向上したという感じではない。まあ、平均点での比較だからね。多少の違いは吸収されてしまうのだろう。個々を見たならば、演習のおかげでセンター形式の問題に慣れてきた、という者もいると思う。そうした感覚を持ってもらうだけでも、演習は成功したと言えるのかな。
 今日の2コマの授業では、1年間の、ひいては3年間の国語の授業の最後(私の担当分)なので、いつもの得点報告用紙の裏に感想を書いてもらった。センター直前だから、「とにかく頑張ります!」という内容のものが多く、これまたほっとしている。悲壮感がないのがよい。そうそう、その通り。「どーん」と受けて来い! 私は楽しみにしているからね。
 中に、私の授業への感謝を書いてくれた生徒もいる。ありがたいことです。教員というのは、この励ましによって、これまでの死にものぐるいの努力がすべて報われた、と感じるものです。