授業再開

 今日から授業が再開される。今までは夏季特編と言うことであったが、すでにSHRが行われていた。しかし、5時間の授業が再開されるのは今日からである。何となく、緊張感がある。
 今日は午前中は課題考査である。国語・数学・英語と考査が行われた。国語は、評論・小説・古文・漢文の4分野から出題する。さて、生徒はどんな出来かなぁ。
 今日の私は、午後からは授業がない。そこで来週からの授業の準備をする。
 と言っても、現代文は夏休み前に読んでいた評論を続きから読まなければならない。もちろん、内容なんて忘れている。最初からやり直すことになるだろう。でも、夏休み前にやっていたのは構造分析のあたりのはずだから、内容確認を中心に進めれば良い。そして、夏休み後はあまり授業時数がない。早めに進んでいかなければ。やっぱり現代文として扱う時間数が少ない。
 古典は、1クラスを除いて「伊勢物語」からスタートする。そこで、最初の「芥川」の予習をする。「芥川」は、私が3年前に中学生の一日体験入学で扱った教材である。そして、その内容は『授業づくりネットワーク』誌に発表した。さすがにその方法をそのまま使うことはできないが、そこでの内容を活かして授業をしたいものだ。しかし、ここでも授業時数の少なさが足かせになりそうだ。
 今日も卒業生が来てくれた。朝一番にWさん。始業前の登場で、いや驚いた。そしてN君。勉強が大変ながら、しっかりとやっている。二人とも充実した日々を過ごしているようで、良かった。17時頃にWさん。彼女の、子どもたちと触れ合うのが楽しいし、これから楽しみだ、と話す姿が嬉しい。そう思う気持ちが何より大切である。皆、変わらない部分と、少しずつ成長している部分とを確認することができる。私自身もとても喜ばしい。