「である」ことと「する」ことの授業

 3組と9組での授業。これで今年度の現代文の授業は終わりである。これら2つのクラスに出るのも今日が最後。しかし、そんな感傷に浸ってはいられない。何しろ今日中に試験範囲を終わらせなければならないのだ。久しぶりに風邪を引いたらしく、鼻水と喉で辛いのだが、構わず説明しまくる。おかげで少しは鼻が通ってきた。
 「である」ことと「する」ことのクライマックスの部分、「である」ことによる蓄積された価値への確信に支えられて政治への発言・行動をすることの必要性を説く部分である。この部分がこの文章の中では一番分かりやすく、一番「ノリノリ」で説明の出来る箇所である。また、私の説明で生徒たちもある程度理解してくれているようだ。授業後に質問に来た生徒の質問の内容でそれが分かる。
 とはいえ、最後の授業を説明だけで終えてしまったのは残念だ。来年度はそうならないよう、もっと計画的に進めなくては。