「文字からコンピュータへ」授業計画
今、『国語科教育における構造学習』という本を読んでいる。この本に示されている内容を活用して、「文字からコンピュータ」の授業を進めてみようと考えている。つまり、本文の論理展開をマップに表現するというものだ。
こうすることで、生徒自身が本文の論理構造を考えることができ、また、マップに展開することで自分自身で読み取った内容を常に検証し、組み直すことができる。私自身もマップを書いてみたが、文章を読みながらマップを書いているうちに、構造の見直しが起こるとマップを書き直したくなるのだ。
しかし、最初からマップをすべて書かせるのはハードルが高いだろうと思う。そこで今回は、マップに書き込むべきキーワードをこちらで指定しようと思う。生徒にはそれらの関係の構造を読み取ってマップに表現するわけだ。さらに、生徒間で相談させて自分のマップを見直させ、書き直しをさせたい。その後で、マップを使って要約文を書かせたい。
今回はこの方法で実践してみよう。たぶん、生徒には混乱を来すかもしれないが、でも今までよりも文章の構造が分かるはずだ。
国語科教育における構造学習―コンセプトマッピング・アプローチ (教師のための「21世紀教育大学院講座」)
- 作者: 瀬川武美,佐藤隆博
- 出版社/メーカー: 明治図書出版
- 発売日: 2000/07
- メディア: 単行本
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構造学習法の入門―コンセプトマッピング・アプローチ (教師のための「21世紀教育大学院講座」)
- 作者: 佐藤隆博
- 出版社/メーカー: 明治図書出版
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- メディア: 単行本
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