明日から前期期末考査が始まる。その前日に、森本哲郎の「やっぱり」を2クラスで終える。この文章は本当に2時間配当で終えた。でも、文章構成は明確だし、指示内容さえ確認していけば、少なくとも筆者の主張は理解できる。問題はないだろう。
ただ、あるクラスは今日の時間でずっと本文の論理展開を説明していた時、3、4のグループが私語をしていた。普段からこのクラスは授業中に生徒が話すことが多いのだが、いつもは授業に関連することを話していた。しかし今日は、完全に私語をしていた。無理もないと思う。今日はあらかじめ用意していた学習プリントの解答をひたすら解説していくだけの授業だったからだ。注意することもできたのだが、普段の雰囲気をあまり壊したくないので、敢えて黙っていた。しかし、かなり忍耐力は必要だったよ。
理想的には、こうした生徒のパワーを授業の内容に振り向けていくような展開をすることだ。ただ、今回は時間的につまらない展開をするより他に仕方なかった。残念である。