2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「一番大事な項目」を選ぶ難しさ

9組での授業。幸田文「材のいのち」を読む。この文章には西岡常一氏ら日本古建築の第一人者たちとの交流が書かれている。本文に出てくるのは次男の楢二郎氏のことだが。西岡常一氏は様々な本を、対話の形で出されている。手に入れたいものだなぁ。 要点の確…

テスト返却完了

8組と2組での授業があった。どちらもテストを返却する。返却し終えた後、5分間振り返りの時間を設け、自分がどこを間違えたのか、どうすれば良かったのか、何が自分に足りないのかを生徒に考えさせた。その後で解説をし、修正を受け付ける。何となく生徒の来…

幸田文「材のいのち」

3組での授業。後期は随想からスタートする。随筆というジャンルはどのようなものか、最初に解説する。思えばこうした文のスタイルというのは、最初にしっかり理解しておくことがとても大切だと思う。文のスタイルはその文の内容自体をも規定する。当然、読み…

「イラク戦争」を考えた後は……

10組での授業。後期に入ってやっと10組の授業である。同じ文章を6回も読むと、さすがに「ぐっ」と来ることはなくなるかと思ったが、やはりシャーロット・アルデブロンさんのスピーチを読み聞かせをしていると、毎回同じ所で涙が出そうになる。3歳の男の子が…

土佐日記に伏流する思いを「想像」する

昨日の2組、今日の8組と2組の授業があった。後期からは土佐日記を取り扱う。 土佐日記といえば「門出」の部分から始めるのが定石だが、今回はこの部分を簡単に扱うことにする。そこで、まずは土佐日記という作品についての解説をした。その後で、貫之がたど…

世界の中に生きる自分自身を考える

昨日より後期が開始された。国語科の仕事のために夜遅くまでかかり、帰宅した後はほとんどバタン・キュー。記録ができませんでした。 昨日は9組の現代文があった。テストを返したのだが、その前にシャーロット・アルデブロンさんのイラク反戦集会でのスピー…