「平家物語」の授業

 2組での授業。このクラスだけとっとと「平家物語」が進んでいく。他の2クラスは未だに「刎頸之交」をやっているというのに。
 「祇園精舎」の暗唱をさせているので、今日はいよいよ「木曾の最期」に入る。とはいえ、まずは平家物語の梗概を説明し、木曾義仲が源氏の兵と戦うことになるその顛末を話する。義仲と今井兼平とのディープな関係はまた次ぎに、というところかな。
 その後、全文を音読する。実は今年は「木曾の最期」の全部をやるのではなく、今井四郎兼平と主従二騎になった後の話から扱う。おもしろくないなぁ。巴のところがまたおもしろいのになぁ。まあ仕方ない。しかし、とりあえず全文を音読し、あらすじをまとめさせる。あらすじのプリントを用意し、穴埋めを埋めさせる。これは3年前に作成したプリントだ。過去の遺産だが、使えるものは使っていきましょう。
 そして、敬語の確認をさせるプリントも配る。これまた過去の遺産。今日はここまで。プリントで作業をさせ、音読に挑戦するものも受け付ける。「平家物語」は楽しいね。