ダブルヘッダーのスピード授業

 10組での授業。様々な理由により、古典が2時間続くことになった。ダブルヘッダーである。実は、その後でLHRまで入ることになり、今日は我が10組に3コマも連続して顔を出すこととなった。
 「平家物語」を、兼平が義仲に自害を勧め、義仲が「さらば」と言って松原へと進む箇所からスタートした。兼平の、義仲に対する言葉の矛盾の理由を考えさせ、兼平の獅子奮迅の戦いぶりとその意味を示し、義仲が深手を負う理由や彼の最期の場面、そして兼平の自害の場面を見て、義仲の死の意味を説明した。はい、つまり「木曾の最期」を終わってしまったのです。65分×2コマ=130分あったとはいえ、さすがは10組。口語訳が快調に進んでいくので、こちらの説明もどんどんテンポが良くなる。そうしてとうとう終わってしまったのだ。
 やれやれ。次は漢文の「孟子」に行くのだが、授業は残り5時間もあるぞ。どうしよう。(^_^;) やはり、ギロチンで切断された首が目を開いた、という小話を挟むべきだったかなぁ。きょうはあまりにも「スプラッタ」系の小話が多くなったので、控えてしまったのだが……。