漢文訓読の授業

 10組での授業。漢文訓読を練習させる。「ますらを漢文訓読」というプリントを作り、動詞の活用の時と同様、生徒同士で学び合いをさせる。ただ、今回のプリントは練習問題が中心になり、説明の部分がやや弱くなってしまったので、冒頭に訓点のそれぞれについてやや説明する。そうしたら、途端に生徒の何人かが居眠りを始めたのには参った。体育祭の準備が始まったし、4限だったからね。それにしても、露骨だったなぁ。
 その後は、最後に小テストを行うことを通告して、学び合いをさせる。ところが、私が作成した「ますらを漢文訓読」の設問が少々難しすぎたらしく、「わからない」「理解できない」と嘆く生徒が続出した。それらの対応に追われる。うーむ、レベル設定を間違えたようだ。何しろ、生徒から質問を受けて、私自身が時間内には答えられないような設問も載っているからね。
 それでも最後の小テストは出来が良かったんじゃないかな。簡単なレベルだし、難しい問題に取り組んだ後なので、わかりやすかったと思う。生徒は2分くらいで解き終えていた。
 次回は書き下し文を取り扱う。でも、もう少しこの漢文訓読に時間を割いてやろう。