土曜講習

 本日は土曜日であるが、講習のある日である。第2期がスタートした。
 この第2期も、第1期同様全員参加である。したがって、講習時間内に生徒に問題を解かせ、その解説もする、というスタイルを取る。今回は古文の問題を用意した。これを生徒に15分間で解かせ、その解説をした。そうした授業が3コマ連続。やはり疲れる。
 問題は『十訓抄』からのものである。せっかくだから、助動詞の復習をさせる。私が音読している間に助動詞を見つけさせて傍線を引かせる。それを確認した後、識別の難しい助動詞を取り上げて、生徒にその意味を確認していった。やはり婉曲の「む」は難しいね。パターンさえ飲み込めば、比較的簡単に見つかるのだけれど。
 その後、陳述の副詞が出ていたので、その説明をする。そして、傍線部分を中心にした解釈と説明。65分間の授業だったが、何とかぎりぎりで終えた。
 こうした訓練を何度も積み重ねることによって、次第に古文を自力で読むことができるようになる。それを、できるだけ多くの生徒に身に付けさせたいものだ。