学研小論文研究会

 毎年恒例の学研小論文研究会が行われた。私は一昨年から3年連続で出席している。大堀さんのお話は毎回刺激的で楽しい。今日は紹介して下さった桐生女子高校の小論文指導の取り組みが非常に興味深かった。小論文入試の動向については、意外にも昨年とあまり変わらないものだそうだ。SNSやらblogやら、Web2.0関連を扱った文章を課題にした小論文入試が少しはあるだろうと思っていたけれど、どうやら目論見が外れてしまった。確かに、Web2.0はまさに現在の若者がその本質を理解しているものであり、大学関係者などでそのインパクトを理解する人は少ないのかも知れない。また、むしろ進んでいるのは若者の意識の方で、そうした若者に対して問題として出題するのは難しいのかも知れない。でも、だからこそ切り口は存在すると思うけどなぁ。