もう1つのクラスでも「日本人の美意識」を終える。今回は第3段の論理構造の確認を生徒に図解させて確認させ、その後で内容理解を問う3つの設問に記述式で答えさせ、それを生徒同士で添削させる(生徒に指名して答えさせ、私が模範解答の解説をした後で)という形を貫徹させた。論理構造の確認は全くしていない。これは、別の機会に尾プリントを配るなどしてフォローしておいた方が良いな。終わりに全体の要約文を400字程度で書くよう、宿題を出した。他のクラスでぼちぼち提出され始めているが、生徒は一様に要約文の書き方が分からないと言って来ている。これは解説をする必要がある。
先日の進研模試でも、評論は生徒は手こずったようだ。私は要約文を書くことが国語力増強の特効薬だと考えている。要約文を書くためには、論理構造を理解しているのが当然だからだ。他に、タイトル付けも重要だ。これらを地道に指導していくべきである。