夏目漱石

生徒が一人来て、少し話して行った。今回、『こころ』を読んでレポートを書く、という課題を出したわけだが、その生徒は、その課題が出るという話を聞いて、『こころ』を読んだということだ。
国語科で出した読書案内に、私は『こころ』を読んだら次は『それから』だ、と書いた。そのせいか、『それから』は面白いですか? と聞かれた。我々のちょっとしたプリントも、ちゃんと目を通している生徒がいるものだ。嬉しいことである。