現代文の授業

やっと現代文の授業がある。現代文は2クラスしか持っておらず、しかもそれは2単位なものだから、なかなか授業がない。授業が始まって1週間、ようやくだ。
大岡信の「花散る夢」という評論(というか、随想)を読む。同僚のO先生が作った、3色ボールペン方式を応用した要旨のまとめワークシートで学習させる。要旨をまとめる上で最重要となる部分を赤で傍線をし、それを使って要旨をまとめる。さらに自分の面白かったところを青で傍線をし、コメントを書く、というもの。O先生が実践した結果では、生徒はなかなか確実に重要な部分を押さえて要旨をまとめていた。これは、ワークシート中の指示がうまく機能しているのだろう。
私の場合、授業始めの能書きと大岡信についての解説などに時間を取ってしまい、ワークシートの作業には30分しか当てられなかった。そのため、時間内に終えられない生徒が続出した。これは失敗してしまった。明日は別のクラスで現代文がある。ここではなるべく多く時間を取ることにしよう。