古典の授業への課題

今年は6クラスを教えることになった。そのうち現代文が2クラス、古典が4クラスである。私はどちらかというと現代文を得意としているので、この配置はなかなか厳しい。しかし、逆に言えば、苦手な古典において、いかにして言語能力を養成させるかという課題に取り組むチャンスが与えられた、と言えるかもしれない。しかし、古典はやるべきことにかなり制約がある。口語訳や文法事項を押さえなければならないという至上命題があり、これ以外のことをどのように盛り込むか、難しいところだ。