今日は「東下り」の口語訳をさせた。生徒には訳させる箇所を限定したプリントを配布し、予習をさせてあるので、その確認をしていく。生徒を2人ずつのペアにし、それぞれに訳を1つずつ割り当てた。そして、生徒同士でお互いの訳をつきあわさせ、確認させた。1つの訳に対して2グループを割り当て、発表させた。つまり、1つの箇所に対して訳が2通り出ることになる。それを板書し、訳の違う部分を検討していった。こうすることで、どちらの訳がより適切なのかを考えさせることができると思う。口語訳とは、こうしたいろいろな訳し方の中からより最適なものを選ぶ作業でもある。それを生徒に実際に経験して欲しいのだ。