授業日誌

今日も古典1コマのみ。今日から伊勢物語の東下りに入った。訳については、時間数がないのと同僚から学習プリントをもらったことにより、それでやっていこうと思う。ただ今回は、訳す前に話の内容をある程度与えてから訳させてみようと思う。それで、どの程度理解が深まるか、試してみたい。そこで、一斉音読した後、段落毎に一行が訪れた地名を確認させ、それがどの程度都から離れているのかを地図で確認させた。さらに歌枕のことを説明し、一行の旅がある意味で風流を追究するものであったことを説明した。そして、俵万智の鑑賞文を読ませて、コメントを書かせた。俵万智の文章には、本文の内容がある程度詳しく載っているので、あらすじはこれで十分つかめるだろう。後はそれらの知識を元に口語訳をさせる。そして、最後に折句を取り入れた創作をやらせてみたい。