2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

理想の現代文の授業

上記にように、今は現代文の授業を行っている。でも、本当はこんなのは現代文の授業じゃないよなぁ。今、この本を読んでいるので、よけいそう思う。ライティング・ワークショップ―「書く」ことが好きになる教え方・学び方 (シリーズ・ワークショップで学ぶ)…

山月記の授業

3組での授業。山月記もいよいよ大詰め、第4段落の李徴の詩に対する執着を読み取るところから、第5段落の「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」の箇所へと入っていく。ずっとプリントに沿って読み取りを行っているので、生徒はほぼ問題なく正確に読み取っている。

「すさまじきもの」の授業

「6月6日に雨ザーザー降ってきて……」などと訳の分からないことを言いながら生徒に指名をする今日であった。子どもたちとお風呂にはいるといつもこの歌を聴かせられることになる。 さて、6組と7組での授業。どちらもほぼ同じく、「すさまじきもの」の冒頭…

「すさまじきもの」の授業

8組と6組での授業。枕草子に本格的に入る。 8組では音読練習をした後、「すさまじきもの」の読解に入る。最初の1段落の箇所で古語の「すさまじ」の意味を確認させようと目論んでいた。そこで、まずは一通り口語訳し、その後で列挙されている9つの事項の…

iPhoneはソフトバンクから!

最近、スマートフォンに興味が向いている。ウィルコムのW-ZERO3などのWindows Mobile OSを積んで、QWERTYキーボードを備えた携帯電話のことですね。イーモバイルのEMONSTERがなかなかいいのだな、などという情報を得ていた。EMONSTERは格好は好きになれない…

山月記の授業

4組と3組での授業。2クラスともほとんど同じところから始まり、同じところまで進んだ。9組もほぼ同じ箇所であり、これで3クラスの進度がほとんど一致した。 3段落に描かれる李徴の悲しみ。人間の心で虎としての経験を振り返らなければならないこと、そ…

故事の授業

7組での授業。昨日の8組と同じく、「江南橘為江北枳」の後半部分を口語訳し、晏子の論理を説明し、プリントを使ってさらに生徒自身にまとめさせる。そう、音読スピードレースを行った。さすがに3回目ともなると、7組も6組のようにかなり速いスピードで…

『すべては音楽から生まれる』

すべては音楽から生まれる (PHP新書)作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/12/14メディア: 新書購入: 4人 クリック: 82回この商品を含むブログ (54件) を見る 茂木健一郎のクラシック音楽に関する思索。脳はその細胞の一つ一つの働きが全…

原稿書き

今日は時間割のマジックのため、上記の1コマ、しかも5限のみの時間割だった。14時30分からの出番であったが、それまではずっと原稿を書いていた。さるところからの依頼による原稿で、何とか今週中には仕上げなければならない。構成がなかなかまとまらなか…

故事の授業、そして枕草子へ

8組での授業。「江南橘為江北枳」の口語訳がまだ少しだけ残っていたので、それを終え、プリントの解答を確認し、これで漢文は少しお休み。古文に戻り、「枕草子」に入る。 まずはお約束の「枕草子」に関する知識のまとめを。これは毎回私自身が国語便覧を開…

ちょいといい話

読書レポートの課題図書として『高校生のための哲学入門』を紹介した時、ある生徒が日誌に、「ちょっと気になっていた本だったので、ちょうどよかった」と書いていた。いや、これは大したものである。この本を気にかけているとは見上げたものだ。そして、タ…

山月記の授業

9組での授業。山月記の3段落目の読み、李徴が虎になった理由を問い、そのことをいかに悲しく思っているかを語る場面である。 ここはほとんど定番通りに読み取りを進めていった。本文に2カ所ある「恐ろしい」という語から、李徴が虎になったことを恐ろしく…

故事「江南橘為江北枳」の授業

7組と6組での授業。7組はようやく内容に入るところ。6組は口語訳が3分の2ほどすんでいたので、さくさくと訳を終える。 どちらもグループでの音読タイムレースを行う。3人から4人のグループを組ませ、さらにそれらの2人が声を合わせて音読する。その…