理想の現代文の授業
上記にように、今は現代文の授業を行っている。でも、本当はこんなのは現代文の授業じゃないよなぁ。今、この本を読んでいるので、よけいそう思う。
ライティング・ワークショップ―「書く」ことが好きになる教え方・学び方 (シリーズ・ワークショップで学ぶ)
- 作者: ラルフ・フレッチャー,ジョアン・ポータルピ,小坂敦子,吉田新一郎
- 出版社/メーカー: 新評論
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
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高校の現代文であっても、読むことと書くこととは協働して行われるべきだ。具体的にどうするのか、まだ何の案もないけれど、書くことを通して人は考え、そして読みへと帰っていく。読みと書きが連動して、学習は深化する。そうした授業をやってみたいものだな。
その際にいつもネックとなるのは「統一進度によるテストの対策をどうするか」という問題だ。これは、前回の新潟授業研究会で「過去のテストを配ってしまえばいい」という方策が示された。これはいいと思う。生徒は自分で勉強するようになるからね。そして、テスト対策もばっちり。その分、授業では授業という時空間の中でしかできない活動を行う。うーん、これが理想かなぁ。