「山月記」の読み取りを終え始める

 3組と8組での授業。このクラスはどちらも同じくらいの進度で、第5段落の後半、李徴の「胸を焼くような悔い」の内容を探る所から始まり、第6段落の最初、「酔わねばならぬときが、(虎に返らねばならぬときが)近づいたから」を検討するところで終わった。後は第6段落の李徴の悲しみと袁傪への依頼の意味を確認していけばよいので、内容の読み取りはついに大詰めを迎えたことになる。個々まで2ヶ月間、ずっと「山月記」を読んでいた。でも、これらの2クラスはどちらも今日までで10時間程度なのである。4,5月がいかに様々な行事等で時間の確保がままならなくなるかが分かる。