「断捨離」実行中?

 今日は生徒関係の仕事はなく、一日中自分の仕事に専念することができた。とはいえ、今日もいろいろと忙しかったなぁ。
 まず、指導要録の点検をする。私は学年の教務係であるため、各担任が書いた指導要録を点検する作業がある。私は2クラスほど点検した。これでようやく、この3月の懸案事項であった指導要録関係の仕事が終わった。いやぁ、今年ほど指導要録を書く時間がなかったことはない。やはり地震の影響かな。とにかく時間がなかった。
 次に進路指導からの宿題である、大学入試問題研究を行う。本校では、この時期に今年の東京大学東北大学の前期の入試問題を教員が研究するという仕事が課せられる。国語の場合、それぞれが4分野に別れているので、全部で8題を、国語の教員10名が担当するわけだ。私が担当した問題は……,いや、これは書けないな。今年からこの成果を全生徒に配布するらしいから。なかなか難しかった、とは言っておこう。良い勉強になった。ただし、これももっと余裕のある時にじっくりやりたいなぁ。まあ、そんなことを言ったらいつまでたってもできないだろうけれど。研究とは水鳥が水面下で必死になって足で水をかいているようなものである。もちろんまとまった時間をかけてしっかり行うべきものだろうが、私のように現職教員である場合、そんなまとまった時間が取れるわけがない。期限を目指してとにかく合間合間に行っていくべきものだ。研究と実践が両輪として回っていかなければなるまい。
 次に、本来なら実力テストの採点をすべきだったのだが、私は自分の身辺整理を始めた。何しろ私はものを溜め込む性質がある。この1年で溜め込んだ紙類が大変な場所を占めており、これを始末しないことには何も手がつかないからだ。31日には恒例の教務室内積移動が行われる。その時までになるべく自分を身軽にしておかなければならない。今年の私のモットーは、「この1年で見なかったものは要らないものだ」ということである。私はとにかくものを溜め込む。特に生徒関係のものは思い出のよすがとしてずっと手元に持っておく傾向がある。だが、それをやっていては置く場所がなくなってしまう。そして、見ないものはもう今後も決して見ないのだ。とにかくバンバン捨てることにした。いやはや、捨てた捨てた。私の机の横と後ろには共用の低い棚が置いてあり、その上は私の私物で埋まっている。そのほとんどを捨てた。今までの私なら大事にとっておくようなものも、捨てた。実際、今年1年を振り返って、それらは1度も見たことがなかったものだ。見ないものは要らない、と考えて、捨てた捨てた。後は机の引き出しの中だな。もう、どんどん捨てよう。今までのものは何もなくても良い。「ものを残さず、思い出を残す」。これをモットーにしよう。ただ、教科指導に関するものは蓄積が必要だからね。必要なものは残しておくこととする。