ブッククラブ風の授業を目指して

 9組での授業。まずは前回投票した歌会の集計結果を知らせる。このクラスでは、選ばれた短歌とその鑑賞文をまず1枚のプリントにまとめ、別のプリントにその作者の自歌自註を載せた。こうすることで、少しでも「種明かし」的な気分を味わわせようとした。さて、どうだったかな。
 その後は、黒崎政男の「ネットが崩す公私の境」の学習に進む。私が音読した後、配布済みのプリントで文章の要点を整理する。そして、私が作ったプリントにより、生徒がこの文章を読んでよく分からないところ、疑問に思う箇所を挙げさせた。これを集めて、生徒の質問を中心に授業を進めようと思ったのだ。
 下に紹介するブッククラブの進め方に触発されて考えたのだが、もちろんブッククラブそのものではない。ただ、生徒側の疑問・質問を中心に授業を行う、という主旨は活かしているかなと思う。