授業の心構えを確認させた

 6組での授業。テストを返却した。そして、この機会しかないだろう、このクラスの生徒に、この9月から11月までの授業態度について思い出させ、指摘した。残念ながらこのクラスの現代文における授業態度は最悪であった。しかし、私はそのことをその時には指摘しなかった。それは、できることなら彼ら自身で気づいて修正して欲しい、と願っていたからだ。人間には「このままではいけない」という自浄能力があると思う。自ら自分の行動を振り返り、そして自らそれを改める力がある。また、そうでなくてはならない。それを外側から指摘され、変更していくことも大事だが、自分自身が気づくことも大事なのではないか。
 今日はそんなことを話した。生徒は多少は分かってくれたようだ。