試験直前の駆け込みセーフ

 8組、10組、2組での授業。今日は古典の3クラス全てに授業がある。「唐詩の世界」から、李白の「静夜思」と杜甫の「登高」を扱うわけだが、8組と10組はすでに「静夜思」を終え、「登高」をじっくり説明することができた。しかし2組は2編の詩を一度に説明しなければならない。他の2クラスでは約1時間半かけて説明してきたこの2編を1時間で取り扱わなければならないので、今日の4限は最初から緊張しまくっていた。(^_^;)
 「静夜思」では生徒に質問をしながら解釈を進めていきたかったのだが、残念ながらその質問はなし。それでも全体で3人ほどには発問をしながら進められたなぁ。自分では意外なほどスムースに説明をし終わり、チャイムが鳴って1分後くらいに全て終えることができた。ほっ!
 そのせいか、この授業が終わった後、ぐったりと疲れ果ててしまった。もっとも、その後で明日から始まる試験の検討や印刷をしたり、次の古典のテストを作成したりしてコンピュータとにらめっこし続けていたからかもしれない。何しろ体の芯がじーんとする疲労感に見舞われた。これは夏場に良く感じる夏バテとよく似た感覚だ。何とか頑張ろうと思ったのだが、どうにも何もすることができず、結局少し早めに(それでも午後5時半は過ぎていたけれど)帰宅した。いやはや、こんなことってあるんですね。全く、基礎体力のなさには呆れかえるなぁ。
 研究も遅々として進まないし、なすべき仕事はたまりまくる一方だし、全く、日々の授業をこなすだけで精一杯である。やれやれ。