卒業生の来襲!

 昨日、今日と卒業生がたくさん訪れている。ありがたいことだ。こうして自分の卒業した高校を懐かしむのは誰の心にもあるだろうが、実際に高校に来て教員に会おうとしてくれるのは本当に嬉しいことだ。
 今回の特徴は、自分の旧1組の者はあまりやってこず、他クラスの卒業生が大勢来てくれることである。つまりは、それだけ見知っている教員が少ないのだろう。自分の担任は転勤してしまい、世話になった教員も転勤してしまった。勢い、のほほんと居残っている私の所にどんどん来てくれるのだ。嬉しい限りだが、彼らにとっては寂しいだろうなぁ。自分の卒業した学校の使命の一つは「変わらないこと」である、と内田樹先生がblogに書いておられたが、その通りだと思う。「同一校8年まで」という異動ルールは見直されるべきではないのかなぁ。
 我がクラスからは、昨日、Iさんが来てくれた。いやいや、懐かしい。彼女は少し化粧をしているらしく、ちょっと雰囲気が変わっていた。うーん、君は何もしない方が良いぞ。私にとって哀しいのは、卒業生が卒業した時点での姿と今の姿とがあまりに変わってしまうことである。ともあれ、元気そうで今の生活を話してくれた。しっかりとやっているようで、なにより、である。
 卒業生諸君! まだまだ高校にいらっしゃい。待っていますよ。