尾瀬への準備が進む

 今日も暑かった。特に新潟市は日差しが強く、外へ出るとくらくらするような暑さだった。その中、学校では日本数学教育学会の会場になっており、たくさんの関係者が出入りしていた。また、会場となる教室でエアコンを使わせるためか、教務室のエアコンは28℃の設定になっていて、私にとっては中にいてもくらくらする感じだった。最も、これがお国の推奨の温度設定なのだけれどね。そして、確かに外よりは涼しいけれどね。暑さに弱い私にはこたえる設定だった。
 そのような中、様々に業務をこなす。中国研修の希望者の小論文を添削したり、来週に迫った学会発表のプレゼン資料を作ったりした。その学会発表はプレゼンができるかどうかがまだつかめない。会場担当の学芸大の先生に何度も連絡を取ろうとしているが、ずっとつかまらないのだ。仕方がないので、FAXを入れておく。果たしてこれで当日は大丈夫かなぁ。
 その後、午後から年休を取り、まずは大学へ用事を足しに行く。その後、スポーツ用品店へ行ってハイキング用の用具を買ってきた。実は、様々な装備は前もって用意ししていたのだが、前日になりやはりこれらの装備では心配だと思って、専門店に行くことにした。そして、さんざん迷った揚げ句、リュックサックとスラックスとTシャツ・靴下などを買ってきた。これらはハイキング・登山用の本格的なものである。私は、一生に一度行くか行かないかのイベントのためにあまり費用をかけたくない性格である。だから、自分の持っているものでできるだけ調達しようと考えていた。しかし、やはり専門店は品揃えが違うねぇ。そして、高かったけれどこれらの装備を買ってきて良かったと思う。何しろ、自分の荷物だけでも35リットル入るリュックサックが満杯になるのだもの。
 さあ、いよいよ尾瀬研修である。3年前はピストン輸送だけして、一歩足を踏み入れただけの尾瀬だった。今回こそは1泊2日で研修に参加する。私はこうした新しい経験には極めて緊張する人間である。何とぞすべてが守られますように。