朝の読書3日目

 今日は新潟市は強風が吹き荒れた。こうなるとすぐに運休や遅れが出るのが越後線。今日は信越線まで遅れたらしく、私のクラスでも生徒が1人間に合わなかった。
 初日・2日目は雨、3日目は強風。朝の読書の船出は、天候的には前途多難である。しかし、内容は非常に充実している。静かな中での読書。そして特筆すべきは、この時間以外でも読書をする姿が非常に増えたことだ。今日はLHRがあったのだが、意識調査をして、少し時間が余った時などは、何も言わないのに生徒は本を取り出して読み始めている。他にも、少し時間が余るとすぐに本を出して読んでいる姿を何度も見ている。今までの経験から考えて、こんな姿は異常である。いや、いい意味ですよ。
 おそらく、10分間という時間設定が良いのだろう。10分間の読書は、結構読む分量が多くなる。続きを早く読みたい、という気持ちになりやすいのではないだろうか。そこで、空き時間にもせっせと読書に励むのではないか。今まで授業始5分間読書3年間続けて来たが、ここまで読書する姿が広がりはしなかった。もちろん、毎日、みんなで、という条件もあるだろうが、この生徒たちの読書する姿は、嬉しい誤算である。