大学へ

 会議が17時を越えてしまったので、すぐさま帰宅し、そのまま大学へ。大学院の指導教員を登録する書類に、先生方からサインと印をもらわなければならない。今日はそのお一人目、主旨道教員の先生を訪問する。現代社会文化研究科では主査一人と副査二人の、計3人の指導教員による指導が行われる。ということは、その3人の先生方からそれぞれサインと印をいただく必要がある。メールなどでそれらの先生方と日程調整をした結果、今日と明日と明後日と、これから3日間毎日夕方に大学に行かなければならなくなったのだ。仕方がないとはいえ、やれやれ、である。
 主指導教員の先生は大変親切な方で、他の二人との連絡もしていてくださり、また私の必要とする書類なども親身に書いてくださった。本当にありがたい。何しろ、右も左も、前も後ろも分からない状態で新たな世界に飛び込んでしまったのだから、混迷の度合いは私の勤務校の1年生以上である。彼らにはリアルなクラスメートがいる。しかし、私の場合、それはヴァーチャルなのだ。
 研究室に小1時間ほどいて、今後の日程などを説明していただく。いよいよ始まるのだ、という武者震いが起こる。上教大の水落先生は、「プロフェッショナルの教師」ということをblogに書かれていた。プロフェッショナル教師=実践+研究、だそうな。実践のできる研究家、または研究のできる実践家を上教大の教職大学院は育てる、というのだ。私の目指すところもそこにあるかな。プロフェッショナルかどうかはさておいて、「研究のできる実践家」にはなりたいと思っている。