昨日は論文模試

 昨日土曜日は全統論文模試が行われた。この模擬試験はこれまでの小論文模試とは違って、いろいろと制約が多いものである。志望大学ごとに選択すべき問題が指定されていたり、志望先によっては1人で3つの小論文を書かねばならなかったりする。その模擬試験を受験するのも大変だろうが、監督するのも大変である。私もその監督の1人である。
 私は1つにつき60分の型のクラスを受け持った。全部で9人と少ないが、60分の小論文を2つ書いたり、3つ書いたりする者がいる。一度に3つとは、大変なことである。それを監督する私も60分ごとに解答の回収やらで時間が取られ、午前中はなかなか気が抜けなかった。
 とはいえ、これで年3回の小論文模試は全て終わったことになる。小論文についてはもっともっと別のやり方があるだろうと思っている。小論文指導を核にした学習指導・進路指導が可能だと思う。ちょうど、大学が卒業論文を最終点にしてさまざまな教育活動を行うのと同じように、高校も卒業論文ならぬ小論文を核にする指導ができる。一度、そんな指導を組み立ててみたいなぁ。