「須磨」の授業

 7組での授業。「須磨」を引き続き口語訳している。少しずつ、そして文同士のつながりを考えながら、理解を深めるためにどんな言葉を付け加えていったらよいかを問い、考えさせ、口語訳に付け加えていく作業をじっくりとやっている。
 これは辛気くさい作業かも知れない。しかし、文章を読み込み、前後関係を理解し、背景を踏まえ、場面を想像しながら口語訳を確定していくという、非常に創造的な行為だと思う。古典の口語訳は決して無味乾燥な行為ではない、と考えている。生徒にはなかなか通じないかも知れないけれどね。