「である」ことと「する」ことの授業

 3組での授業。このクラスは前回までに要約文の作成を2時間分取っている。もうこれ以上は時間を割くことが出来ないので、私から要約例をプリントにして配り、彼らの参考に供する。でも、生徒の要約文は提出させた。読んでみると、なかなか良く書けているものが多い。ただ、要約文にしては少々饒舌なところがあるかな。そこを刈り込むことが出来るといいんだがな。
 その後、読解プリントを作成したので、それを使ってグループ学習をさせる。15分ほどの相談の後、少しずつ解答を確認していく。最初は全体の構成について確認する。生徒に、問題提起はどこの段落まで続き、結論はどこの段落から始まるかを読み取らせる。おおむね良い回答を得たので、それを機に、一気にこちらで全体の構成を説明してしまう。これは、こうした方がむしろ個々の設問について考える際に有益だろうと考えたからである。その代わり、残り時間全てを使ってようやく説明し終えた。
 さて、残り3時間で文章全体の説明すべき表現について考えることが出来るかな?