「富岳百景」の授業

 2組と8組での授業。どちらも第4段落と第5段落、「私」の苦しみの部分と、富士との別れの部分である。
 もう、今回の「富岳百景」の授業はとにかくこちらが説明し続けるばかりで、ほとんど興味の持てないものだ。もちろん生徒に発問をして答えを出させながら授業を進めていくけれど、生徒の答えの方向性はあるものの、それを拡大して答えとする。しかし、その拡大のプロセスはあまり明らかにできない。できる限りそのプロセスを示しているつもりなのだけれど、果たして生徒はどの程度理解してくれたものか。今回の授業ほどつまらないものはない。それでも、試験範囲を終えるために、やむなく突っ走っている。
 この2クラスでは無事試験範囲を終えた。さて、それがいいものかどうか……。